当年度における同社グループの売上は、計画通りに着地し、過去最高の売上高を達成した。主力のコア市場においては、ヘルスケアウェア、ドクターウェアが高付加価値商品を中心に更新物件のキャッチアップ、新規物件の獲得により増収となった。周辺市場では、患者ウェアが前期の22.0%の大幅増収に引き続き、当期も14.2%増と好調に推移した。また海外市場も、台湾において大型物件の獲得により16.7%の増収となった。
生産面において、海外生産は、昨年来のコンテナ不足に端を発する船賃急騰及び航海スケジュールの不安定など、物流における混乱状況が継続し、航空便を含めた物流体制の多様化を行うことで、ユーザーへの影響の最小化を図った。国内生産においては、最低賃金の上昇に伴い人件費の上昇の影響を受けた。その結果、売上高総利益率は、海外生産シフトを進め、また急激な円安進行の発生を先物為替の予約により影響の低減を図るなど、収益改善に努め、前年比1.5ポイントダウンの44.4%となった。
販売費及び一般管理費においては、医療機関への訪問規制が緩和し、国内外での営業活動の回復により、旅費交通費等が増加し、前期比0.1%増となった。
特別損益は、政策保有株式の保有意義の見直し結果による、売却を進めた結果、特別利益として投資有価証券売却益3.38億円を計上した。
2023年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.6%増の182.00億円、営業利益が同9.1%減の45.74億円、経常利益が同9.8%減の46.38億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.2%減の31.64億円を見込んでいる。
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