ヨロズが反発、新値圏で頑強ぶり目立つ

　ヨロズ<7294.T>が３日ぶり反発。前日まで２日間調整を入れたものの押しは浅く、再び新値街道をうかがう展開。独立系の自動車足回り部品メーカーで２．５％前後の配当利回りを確保しながらＰＢＲは０．８倍台と割安感が強い。旧村上ファンドの関係者が運営する投資会社レノなどが同社の大株主で、今後はＲＯＥの上昇なども期待できる。１６年３月期の営業利益は９０億円見通しとほぼ２ケタの増益見通しにあるが、「主要顧客である日産自動車<7201.T>やホンダ<7267.T>の生産台数前提を会社側は保守的に織り込んでいるもようで増額余地がある」（国内中堅証券）との見方も買いを誘っている。

ヨロズの株価は１１時３０分現在２７３０円（△６８円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）