東京株式(前引け)=反発、円高一服と米株高を受け買い戻し
きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株高を背景にリスクを取る動きが優勢となった。前週後半に3日続落していたこともあり、値ごろ感からの押し目買いが入りやすかった。また、外国為替市場では1ドル=108円台に円高が進行しているが、前場取引時間中にドルが買い戻される流れとなり、足もとは109円台をうかがう動きとなっていることも自動車株など輸出セクターを中心に全体相場に追い風となっている。前場の値上がり銘柄数は1500を超えた。
個別ではファナック<6954.T>が堅調、信越化学工業<4063.T>も買われた。トヨタ自動車<7203.T>が朝安後プラスに切り返し、東京エレクトロン<8035.T>も大幅高に買われた。安田倉庫<9324.T>が急騰、イントラスト<7191.T>、井村屋グループ<2209.T>、フリービット<3843.T>なども値を飛ばした。半面、キーエンス<6861.T>、コマツ<6301.T>が冴えず、小糸製作所<7276.T>が売られた。新日本無線<6911.T>、ツクイ<2398.T>が大幅安、サカイ引越センター<9039.T>、さが美グループホールディングス<8201.T>も安い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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