市光工が第２四半期営業利益を７億円に上方修正

　市光工業<7244.T>は５日取引終了後、１７年３月期第２四半期累計（４～９月）の連結業績予想の修正を発表。売上高を５３２億円から５１０億円（前年同期比５．３％増）へ、営業利益を４億円から７億円（同７．５倍）へ、最終損益を７億円から５億円（前年同期は収支均衡）へ修正した。売上高の下方修正は震災などの影響により国内売上高が減少する見通しであることや、為替の円高による海外子会社の売上高減少などが要因。一方、営業利益は、原価低減努力などが想定を上回っており、上方修正した。最終利益の減額は円建ての子会社向け貸付金がアセアン通貨の下落により為替差損を計上したことが響いた。

　あわせて発表した第１四半期の連結決算は売上高２４８億５１００万円（前年同期比５．１％増）、営業損益３億１８００万円の黒字（前年同期５億２０００万円の赤字）、最終損益９４００万円の黒字（同３億８６００万円の赤字）だった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）