ティラド、今期経常を50％下方修正

　ティラド <7236> が11月5日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比50.5％減の16.3億円に大きく落ち込み、従来予想の24億円を下回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の46億円→23億円(前期は55.7億円)に50.0％下方修正し、減益率が17.4％減→58.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比70.7％減の6.6億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比69.9％減の4.2億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の3.7％→1.4％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　・連結業績予想については、個別での営業利益減少に加え、米国子会社及びインド持分法適用会社の減益等により営業利益、経常利益、親会社株式に帰属する当期純利益ともに予想を下回る見込みです。・個別業績予想については、おもに建設産業機械用の販売落込み等により、営業利益、経常利益ともに予想を下回る見込みです。投資有価証券売却益等により、当期純利益は予想を上回る見込みです。なお、本予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。