*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する流れ~
9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する流れ
■ホンダ、3Q営業利益 46.7%増 1兆763億円
■前場の注目材料:三井E&S、湾港用クレーン大型受注、マレーシアで60基
■指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する流れ
9日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。8日の米国市場は、NYダウが48ドル高、ナスダックは37ポイント高だった。企業の好決算を好感した買いのほか、予想を下回った週次失業保険申請件数が労働市場の底堅い証拠となり、ソフトランディング期待を受けた買いが支えとなった。NYダウは一時下げる場面も見られたが、ハイテクが強く終盤にかけ、相場を一段と押し上げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比235円高の37095円、円相場は1ドル149円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場は利食いの動きがみられているものの、先高期待から買い遅れていた投資家による資金流入が根強いようだ。英半導体設計のアーム・ホールディングスは時間外取引で一時30%近く上昇していたが、日中取引で47%を超える上昇となっており、引き続き東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になる可能性がある。
昨日、日経平均のけん引役だったソフトバンクG<9984>は、11%を超える上昇で昨年来高値を更新したが、取引終了後に発表した決算に対する反応が注目される。大幅上昇の反動から利食いが想定されるものの、ADRで強い動きをみせているため、市場心理を明るくさせてくることになろう。指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する流れが続くことで、押し目待ち狙いの買い方にとっても、エントリータイミングを引き上げてきそうだ。
もっとも、3連休を前に積極的な売買は手控えられやすい。昨日の日経平均は743円高と大幅な反発となったが、インデックスに絡んだ商いが中心だった。東証プライムの6割の銘柄が値を下げていたほか、グロース250指数は小幅ながら続落だった。決算発表がピークを迎えるなかで物色対象は広がりづらいだろう。
なお、昨夕決算を発表したところでは、小田急<9007>、ニトリHD<9843>、アンビス<7071>、参天薬<4536>、マクドナルド<2702>、アルフレッサ<2784>、フジクラ<5803>、カバー<5253>、西鉄<9031>、武蔵精密<7220>、フジシール<7864>、ミズノ<8022>、Dガレージ<4819>、三洋貿易<3176>、BASE<4477>などが注目される。
■ホンダ、3Q営業利益 46.7%増 1兆763億円
ホンダ<7267>が発表した2024年3月期第3四半期業績は、売上収益が前年同期比19.8%増の14兆9994.92億円、営業利益は同46.7%増の1兆763.85億円だった。あわせて2024年3月期業績の修正を発表。売上収益が20兆円から前期比19.5%増の20兆2000億円、営業利益は1兆2000億円から同60.1%増の1兆2500億円に上方修正した。ただし、コンセンサス(1兆2950億円)には届かなかった。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(36863.28、+743.36)
・NYダウは上昇(38726.33、+48.97)
・ナスダック総合指数は上昇(15793.71、+37.07)
・1ドル=149.20-30円
・シカゴ日経先物は上昇(37095、大阪比+235)
・SOX指数は上昇(4478.01、+69.29)
・VIX指数は低下(12.79、-0.04)
・米原油先物は上昇(76.22、+2.36)
・米国のインフレ沈静化観測
・三井E&S<7003>湾港用クレーン大型受注、マレーシアで60基
・第一生命HD<8750>ベネワンTOB開始、パソナと合意
・AGC<5201>新中計、営業益2300億円、高機能素材など追加
・関西電力<9503>乾式貯蔵施設を3原発に設置、福井県に事前了解願い提出
・トヨタ自<7203>エンジン不正、影響じわり、トヨタ系部品、工場停止で生産抑制
・ジェイテクト<6473>高耐熱リチウムイオンキャパシターを商標登録
・NEC<6701>顔認証で世界一、米NISTの性能評価試験
・エキサイトHD<5571>セミナー企画案、AIが自動生成、新サービス
・レゾナック<4004>脱炭素・DXへの取り組み加速、新たな付加価値創出
・王子HD<3861>日本テトラパックと、アルミ付き紙容器を段ボールに
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 1月マネーストックM3(12月:前年比+1.7%)
<海外>
・中国休場(春節、17日まで) <ST>
■指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する流れ
■ホンダ、3Q営業利益 46.7%増 1兆763億円
■前場の注目材料:三井E&S、湾港用クレーン大型受注、マレーシアで60基
■指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する流れ
9日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。8日の米国市場は、NYダウが48ドル高、ナスダックは37ポイント高だった。企業の好決算を好感した買いのほか、予想を下回った週次失業保険申請件数が労働市場の底堅い証拠となり、ソフトランディング期待を受けた買いが支えとなった。NYダウは一時下げる場面も見られたが、ハイテクが強く終盤にかけ、相場を一段と押し上げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比235円高の37095円、円相場は1ドル149円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場は利食いの動きがみられているものの、先高期待から買い遅れていた投資家による資金流入が根強いようだ。英半導体設計のアーム・ホールディングスは時間外取引で一時30%近く上昇していたが、日中取引で47%を超える上昇となっており、引き続き東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になる可能性がある。
昨日、日経平均のけん引役だったソフトバンクG<9984>は、11%を超える上昇で昨年来高値を更新したが、取引終了後に発表した決算に対する反応が注目される。大幅上昇の反動から利食いが想定されるものの、ADRで強い動きをみせているため、市場心理を明るくさせてくることになろう。指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する流れが続くことで、押し目待ち狙いの買い方にとっても、エントリータイミングを引き上げてきそうだ。
もっとも、3連休を前に積極的な売買は手控えられやすい。昨日の日経平均は743円高と大幅な反発となったが、インデックスに絡んだ商いが中心だった。東証プライムの6割の銘柄が値を下げていたほか、グロース250指数は小幅ながら続落だった。決算発表がピークを迎えるなかで物色対象は広がりづらいだろう。
なお、昨夕決算を発表したところでは、小田急<9007>、ニトリHD<9843>、アンビス<7071>、参天薬<4536>、マクドナルド<2702>、アルフレッサ<2784>、フジクラ<5803>、カバー<5253>、西鉄<9031>、武蔵精密<7220>、フジシール<7864>、ミズノ<8022>、Dガレージ<4819>、三洋貿易<3176>、BASE<4477>などが注目される。
■ホンダ、3Q営業利益 46.7%増 1兆763億円
ホンダ<7267>が発表した2024年3月期第3四半期業績は、売上収益が前年同期比19.8%増の14兆9994.92億円、営業利益は同46.7%増の1兆763.85億円だった。あわせて2024年3月期業績の修正を発表。売上収益が20兆円から前期比19.5%増の20兆2000億円、営業利益は1兆2000億円から同60.1%増の1兆2500億円に上方修正した。ただし、コンセンサス(1兆2950億円)には届かなかった。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(36863.28、+743.36)
・NYダウは上昇(38726.33、+48.97)
・ナスダック総合指数は上昇(15793.71、+37.07)
・1ドル=149.20-30円
・シカゴ日経先物は上昇(37095、大阪比+235)
・SOX指数は上昇(4478.01、+69.29)
・VIX指数は低下(12.79、-0.04)
・米原油先物は上昇(76.22、+2.36)
・米国のインフレ沈静化観測
・三井E&S<7003>湾港用クレーン大型受注、マレーシアで60基
・第一生命HD<8750>ベネワンTOB開始、パソナと合意
・AGC<5201>新中計、営業益2300億円、高機能素材など追加
・関西電力<9503>乾式貯蔵施設を3原発に設置、福井県に事前了解願い提出
・トヨタ自<7203>エンジン不正、影響じわり、トヨタ系部品、工場停止で生産抑制
・ジェイテクト<6473>高耐熱リチウムイオンキャパシターを商標登録
・NEC<6701>顔認証で世界一、米NISTの性能評価試験
・エキサイトHD<5571>セミナー企画案、AIが自動生成、新サービス
・レゾナック<4004>脱炭素・DXへの取り組み加速、新たな付加価値創出
・王子HD<3861>日本テトラパックと、アルミ付き紙容器を段ボールに
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 1月マネーストックM3(12月:前年比+1.7%)
<海外>
・中国休場(春節、17日まで) <ST>
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