■注目銘柄:【買い】三菱自動車工業㈱(7211)
■注目理由
10月28日に決算を発表。
平成29年3月期第2四半期(平成28年4月1日~平成28年9月30日)の業績は、前年同期比で売上高△19.2%、経常損益は△28,218百万円で赤字転落となった。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は898億円の赤字(前年同期は280億円の黒字)に転落、売上営業損益率は前年同期の7.0%→△8.3%に急悪化し、やや苦戦しているようだ。
一方でチャートを見ると、株価は12月以降大きく上昇している。
為替市場では1ドル=118円台と一段のドル高円安が進行する中、円安メリットが最も強いとみられている自動車株にはさらなる上値追いが期待される状況だ。
とりわけ同社の出遅れ感は強く水準訂正期待が高まっており、ゴールドマン・サックス証券(GS)では日産とのシナジーに期待として買い推奨を継続している。(出典:2016年12月16日 フィスコ)
転換線が基準線を上回り、ローソク足が雲の上を推移し、遅行線がローソク足を上回る三役好転が見られることから、強い上昇相場であると考えられる。
これからの投資を考える上で、同社に注目してみてはいかがだろうか。