日経平均は反発、買い一巡後は雲下限の38200円水準でのもみ合いに
(+0.51%)の5214.08で取引を終了した。週次失業保険申請件数の増加で利下げ期待が再燃し、寄り付き後、上昇。ソフトランディング期待を受けた買いも続いたほか、長期金利の低下で、ハイテクも底堅く推移し相場全体を支援。終日堅調に推移した。終盤にかけダウは上げ幅を拡大し終了。
米国株の上昇を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始。日経平均は上げ幅を広げ、38741.88円と25日移動平均線と75日移動平均線を一時上回る場面が見られた。
ただ、買い一巡後、225先物が上げ幅を一気に縮小したことで日経平均も上げ一服。
後場は一目均衡表の雲下限が位置する38200円水準でのもみ合いとなった。なお、寄付きで算出された5月限オプション特別清算指数(SQ)は38509.47円(市場推定)。
大引けの日経平均は前日比155.13円高(+0.41%)の38229.11円となった。東証プライム市場の売買高は23億2067万株、売買代金は5兆3172億円。業種別では、海運業、石油・石炭製品、金属製品、その他製品、鉱業などが上昇した一方、パルプ・紙、輸送用機器、その他金融業、電気機器、鉄鋼などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は54%、対して値下がり銘柄は42%となっている。
日経平均採用銘柄では、決算発表などが材料視されてダイキン<6367>が急伸したほか、神戸鋼<5406>も今期最終増益が好感されて買われた。また、バンダイナムコHD<
7832>、SUMCO<3436>、コナミグループ<9766>、味の素<2802>も決算が材料視されて上昇。日本郵船<9101>、川崎重工<7012>、商船三井<9104>、花王<4452>が買われた。
一方、今期業績見通しが物足りないと評価されたスクリーンHD<7735>が大幅安となったほか、日本製鉄<5401>も今期純利益見通しが市場予想を大幅に下回ったことで売られた。また、パナソニックHD<6752>は今期最終減益見通しが嫌気された。このほか、旭化成<3407>、トヨタ自<7203>、村田製作所<6981>、日本精工<6471>、アルプスアルパイン<6770>が売られた。 <FA>
この銘柄の最新ニュース
トヨタのニュース一覧- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は小幅に反発、ソフトバンクGやトヨタが2銘柄で約43円分押し上げ 今日 16:32
- 海外投資家不在のなかでも底堅い展開に【クロージング】 今日 16:25
- 日経平均は反発、クリスマス休暇本格化で商い閑散 今日 16:00
- SHIFT、セガサミーHD、ニイタカなど 今日 15:59
- 日経平均25日大引け=反発、93円高の3万9130円 今日 15:32
#日経平均株価の見通し材料 の最新ニュース
マーケットニュース
- 明日の株式相場に向けて=トヨタ巻き込み「企業防衛」のテーマ爆誕 (12/25)
- 東京株式(大引け)=93円高、朝高後は値を消すも取引終盤に再浮上 (12/25)
- 明日の為替相場見通し=欧米休場で動意薄の展開 (12/25)
- 欧米為替見通し:ドル・円はやや下げ渋る展開か、クリスマスのため主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く見込み (12/25)
おすすめ条件でスクリーニング
トヨタ自動車の取引履歴を振り返りませんか?
トヨタ自動車の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。