【売り】㈱ゆうちょ銀行（7182）マイナス金利の影響で弱気評価。一目均衡表の雲が抵抗帯となり上値重い= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【売り】㈱ゆうちょ銀行（7182）

日本郵政公社から主に郵便貯金事業等を引き継いでいる。
2015年11月4日に東京証券取引所第一部に上場。
三菱UFJフィナンシャル・グループを抜き2012年3月末現在で日本最大の預金金融機関とされる。

■注目理由
8月12日に決算を発表。
平成29年3月期第1四半期（平成28年４月１日～平成28年６月30日）の業績は、売上高△4.7％、経常損益は△18.3％となった。
通期計画に対する進捗率は前年同期の23.6％を下回る22.1％となっておりやや苦戦しているようだ。

チャートを見ると、10月以降の株価はほぼ横ばいに推移している。
20日は全般相場が上昇するなか、同社株の下値を拾う動きが出ている様子だったが、市場には同社株へ評価に慎重な見方も出ている。
クレディ・スイス証券は18日付のリポートで同社株を新規「アンダーパフォーム」でカバレッジを開始、目標株価は1070円とし、マイナス金利の影響による資金利益の減少見通しを考慮すれば株価は割高と指摘。
（出典：2016年10月20日　Kabutanニュース）
一目均衡表の雲が株価の上で抵抗帯となっており上値が重いと見られるので、しばらく様子を見ておく方が無難かもしれない。