ミアヘルサ、今期経常を25％下方修正

　ミアヘルサホールディングス <7129> [ＪＱ] が11月15日大引け後(18:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の2億8000万円→2億1000万円(前期は3億4000万円)に25.0％下方修正し、減益率が17.6％減→38.2％減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の3億7200万円→3億7500万円(前期は4億7800万円)に0.8％上方修正し、減益率が22.2％減→21.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億5200万円→8200万円(前年同期は2億7200万円)に46.1％減額し、減益率が44.1％減→69.9％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　主な修正要因は以下のとおりです。１．ライフサポート株式会社の子会社化に伴うもの2021年10月20日に株式取得によりグループ会社となった保育・介護事業会社であるライフサポート株式会社に係る売上高の増加を見込んでおります。なお、同社株式取得に係るのれん償却、および同社が運営する東京都認証保育園の園児数の減少等に伴う営業利益の減少の影響を織り込んでおります。２．ミアヘルサ株式会社の認可保育園の新規開設に伴うものミアヘルサ株式会社にて2022年４月開園予定の認可保育園について、当初は２園を計画しておりましたが、３園に増加することが決定したことから、増加した１園分に係る設備等に係る補助金収入（第４四半期に特別利益に計上予定）と開園前費用（人件費・消耗品等）の発生を追加で見込んでおります。上記のほか、2021年11月９日に公表しました「上場廃止となった子会社（ミアヘルサ株式会社）に関する決算開示について」における第２四半期までの経営成績と、これをもとにした下半期の業績見通しを反映しております。なお、今後の経済環境の変化等により業績予想の修正が必要となる場合は、速やかに公表いたします。