「人工知能」が3位、ソフトバンクGや楽天などAI分野への注力姿勢明示<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」が3位にランクインしている。
人工知能(AI)は生成AIの登場を背景に、昨年来その進化ステージが一段階切り上がった印象がある。政治や経済に与える影響度がこれまでになく高まっている。
そうしたなか、傘下のビジョン・ファンドを通じてAI分野へ資本投下の動きを加速させているソフトバンクグループ<9984.T>だが、直近では「チャットGPT」を開発した米オープンAIとの提携を検討していることを英フィナンシャル・タイムズの電子版が報じている。ソフトバンクGは前週に米ナスダック市場へのIPOを果たした英半導体設計大手アーム<ARM>の上場に伴う利益を、AI分野に振り向けることが想定されていた。既に同社の孫正義会長兼社長は6月の株主総会で、これまで回収の動きを優先させたことで積み上がった手元資金を活用し、AI分野で反撃を試みる意向を表明していた。
なお、これに先立って楽天グループ<4755.T>は8月初旬にオープンAIと協業することで基本合意したことを発表しており、ソフトバンクGの動きはこれに触発された面もありそうだ。日本国内でも生成AI分野の深耕に本腰を入れる企業が相次いでおり、IT大手による主導権争いも一段と表面化している。株式市場でも関連銘柄に再び投資家の熱視線が注がれそうだ。
関連銘柄の裾野は広いが、きょうは全般下げ相場のなかで、ティアンドエス<4055.T>、エクサウィザーズ<4259.T>、フレクト<4414.T>、Globee<5575.T>、エコナビスタ<5585.T>、Macbee Planet<7095.T>などが買われている。
出所:MINKABU PRESS
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