(FRB)のパウエル議長の議会証言を控えた調整売りに終盤にかけ下げ幅を拡大し終了した。
米国株安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は40000円台を割り込んだが、売り一巡後は大型バリュー株を中心とした買いが入ったことから、じりじりと下げ幅を縮小。後場は一時切り返す場面も見られるなど底堅い展開となった。なお、TOPIXは小幅ながら続伸しておりNT倍率は14.6倍台まで縮小しており、日経平均の過熱感は徐々に収まりつつある。
大引けの日経平均は前日比6.85円安(-0.02%)の40090.78円となった。東証プライム市場の売買高は18億3441万株、売買代金は5兆1232億円だった。セクター別では、海運業、精密機器、電気機器、サービス業、空運業などが下落した一方、鉱業、繊維製品、電気・ガス業、不動産業、パルプ・紙業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は72%、対して値下がり銘柄は24%となっている。
日経平均採用銘柄では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比2.05%
下落したことから、ルネサスエレクトロニクス<6723>、レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>など半導体株の一角が下落。また、宝ホールディングス<2531>、ソフトバンクグループ<9984>、村田製作所<6981>もさえない。日経平均採用以外では、さくらインターネット<3778>が心理的な水準である10000円を前に失速。
一方、川崎重工<7012>、横河電機<6841>、三井金属<5706>が上昇したほか、あおぞら銀行<8304>、りそなホールディングス<8308>など銀行株もしっかり。また、一部証券会社のレポートを材料にニトリHD<9843>が続伸。日経平均採用以外では、三井ハイテク<6966>が業績予想の上方修正を発表し大幅高となったほか、アインHD<9627>がヘッジファンドのオアシスマネジメントが大量保有したことからストップ高。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
川重のニュース一覧- 前日に動いた銘柄 part2 日本ハウズイング、ジャパンエン、三精テクノロジーズなど 今日 07:32
- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … 郵船、ダイキン、川重 (5月2日~9日発表分) 2024/05/11
- 国内株式市場見通し:決算発表中心で日経平均は雲下限水準でのもみ合い継続か 2024/05/11
- 週間ランキング【値上がり率】 (5月10日) 2024/05/11
- 前日に動いた銘柄 part2 日本ハウズイング、ジャパンエン、三精テクノロジーズなど 2024/05/11
マーケットニュース
- 東京株式(前引け)=小幅続伸、朝安後持ち直すも上値重い (05/13)
- <動意株・13日>(前引け)=大幸薬品、ジャムコ、アップル (05/13)
- 東レ(3402) 2024年3月期決算の概要と2025年3月期見通しについて (05/13)
- <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」5位にチャットW (05/13)
川崎重工業の取引履歴を振り返りませんか?
川崎重工業の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。