併せて、通期の同損益を従来予想の46億円の黒字→132億円の赤字(前期は20.3億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の21億円の黒字→156億円の赤字(前年同期は21.9億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は161億円の赤字(前年同期は6.9億円の黒字)に転落したが、売上営業利益率は前年同期の4.3%→7.2%に改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2022年3月期の通期連結業績予想につきましては、主力市場である車載関連市場及び産機関連市場などが旺盛な需要に伴い好調に推移し、売上高、営業利益及び経常利益は前回予想を上回る見通しとなりました。 一方、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記1.に記載の特別損失を計上したことにより前回予想を大幅に下回る見込みです。
当期の期末配当予想につきましては、2021年5月10日公表時点では未定としておりましたが、上記1.に記載の米国集団民事訴訟の和解に伴う特別損失の計上、及び財務状況等を総合的に勘案いたしました結果、誠に遺憾ながら無配とさせていただきます。※本資料に記載されている業績予想は、本資料の発表日現在における将来の見通し、計画のもととなる前提、予測を含んで記載しております。実際の業績は、今後様々な要因によって本資料に記載した予想とは異なる可能性があります。
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