「データセンター」が6位、強弱観対立も生成AI時代の必須インフラで物色人気の中軸<注目テーマ>
1 防衛
2 半導体
3 レアアース
4 核融合発電
5 石油
6 データセンター
7 原子力発電
8 人工知能
9 光デバイス
10 フィジカルAI
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「データセンター」が6位となっている。
生成AI市場の想定を超える急成長が続いている。同サービスを行ううえでインフラの中核となるのがデータセンター(AIデータセンター)だ。ここ最近は米アンソロピックの新AIモデルが、クラウドサービスでソフトウェアを提供する企業の投資価値を劣化させるとの思惑が広がり、AI関連株への物色人気を抑制した。ビッグテックなどによる過剰投資への警戒感も意識されるようになった。
しかし、物理的にデータセンター内に設置されるAIサーバーの台数は将来的な市場規模に全く届かない状況であり、中期的にこのインフラ整備に携わる企業のビジネスチャンスは増勢一途となることが予想される。これには国策の後押しもある。政府はデータ利活用の基盤に関し、国内の市場規模を2035年までに5兆円とする目標を打ち出す方針が伝わっている。AIの計算資源ということだけではなく、経済安全保障の観点から国内で大量のデータを保存・管理する拠点は絶対的に必要となってくる。
民間企業の間でも合従連衡の動きが徐々に加速してきた。前週末6日には、デンソー<6902.T>がローム<6963.T>に買収提案を行ったことを日本経済新聞が報じたが、これはデータセンターの電力制御で必須となるパワー半導体業界の再編思惑を一気に顕在化させることになった。データセンターの建設では電力問題が大きなウエートを占めており、株式市場でもエネルギー関連株の一角とデータセンター関連は、そのテーマ物色の動きが合流している。これに加え光デバイスなどもデータセンターから派生したテーマ領域として注目度が高い。
関連銘柄には依然として熱い視線が注がれているが、フジクラ<5803.T>や古河電気工業<5801.T>など光ファイバー大手や高砂熱学工業<1969.T>、新日本空調<1952.T>など空調メーカー、光関連では精工技研<6834.T>やsantec Holdings<6777.T>、オキサイド<6521.T>などがある。データセンターを運営する企業ではフィックスターズ<3687.T>、さくらインターネット<3778.T>、データセクション<3905.T>などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS
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