記念配実施で、配当妙味もある「ウエアラブル端末」関連銘柄に目を向ける
世界最大の家電見本市、「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」が、昨日7日から10日にかけ米ラスベガスで開幕しました。
今年の注目は、身につけて使う「ウエアラブル端末」です。半導体大手インテルがウエアラブル端末参入を発表。グーグルは眼鏡型の端末「グーグル・グラス」を今春にも発売するとみられる他、腕時計型のスマートウォッチではソニーやサムスンがすでに販売を開始し、今後年間1億台を超える市場規模に成長するという予測もある程、大きな期待を寄せられています。
大真空は「水晶振動子」の大手であり、世界最大級の人工水晶量産プラントを持ち、人工水晶の育成から最終製品まで一貫生産を行っている企業です。
この水晶振動子は安定した周波数を維持するために欠かすことのできない電子部品であり、時計機能に必要である水晶振動子を「従来より40%薄い超小型品」を開発し、2014年2月から量産を開始する同社は、ウエアラブル端末の普及で需要が増加すると考えられます。
旧大証単独上場銘柄で、知名度はそれほどありませんが「ウエアラブル端末関連」として今後、更なる物色を集めるものと見ております。
小野山 功