5G投資期待の再燃で注目される素材株
【事業内容】
水晶デバイスの大手で、音叉型振動子などシェアはトップクラスを誇る。人工水晶素材から一貫生産に強みを持つ。スマホ向けや車載用機器向けなどの落ち込みで苦戦、今後は5G向けなどが貢献も。
【業績面】
業績面では5/13に前期本決算の発表を予定しており、第3Q時点では累計赤字を残していたことから1-3月期で大きく巻き返しが無いと未達可能性が残る。ただし、足元では次世代製品を含めた開発案件が増えているとみられ、コロナウイルス影響などでの期ズレ等も発生していると考えれば今期見通しは期待できる面も大きいと言えよう。
【株価動向】
株価は決算前の期待買いも含めて足元の上値指向が強まっているが、中長期目線ではむしろ決算通過後の上昇本格化に期待しておきたいところ。決算プレイを終えて短期筋の利食い売りや嫌気売りなどが出てくる場面を狙って再度仕込み場を逃さないようにしたい。
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