買えない株ほどよく上がる、値嵩株の勇
時価総額:71247億円
PER:38.93倍
PBR:5.99倍
【世界的な設備投資需要の拡大が追い風】
FA用センサーなど計測制御機器のトップメーカーであり、高度な技術力と直販体制で優位性を発揮する。世界的な設備投資需要の拡大が追い風となっているが、特に米国を中心にIoT分野のインフラ拡充に注力する動きが強まっている。IoTではセンサー機器が中核的なデバイスとなることで、その恩恵を今後も受けると思われる。
米国ではクラウドコンピューティング市場が急拡大、今後はクラウド市場の成長とIoT時代の到来が同時に進み、同社はIoTで必須となるセンサー機器の専業メーカーとして注目されており、既に6兆3000億円を超える時価総額を誇る。持たざるリスクを意識した機関投資家の組み入れニーズも強いと思われる。
7月27日に決算を発表。18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は678億円となった。引き続き人手不足などを背景とする製造業の合理化及び自動化ニーズや、品質向上、研究開発を強化するトレンドにマッチした製品を提供できていることが伺える好決算であった。
【外人持ち株比率が高い】
2004年に32.7%であった外人持ち株比率は2015年に入り47%まで増え続けている。今後も外人買いの期待も膨らむ。
【綺麗な右肩上がりのトレンドを継続中】
7/14にゴールデンクロスを達成しその後は5日移動平均線がサポートし
下値切り上げ今週に入り上場来高値を更新し、上値追いの展開が期待できる。
FA機器用のセンサーが主力。生産の大半を外注し直販体制に強みを持つ。高い収益性に定評があり自動車や電機精密向け中心。海外比率は50%超、44ヵ国200拠点で事業展開。