エスペック、上期経常を一転19％減益に下方修正、通期も減額

　エスペック <6859> が10月31日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の24億円→14億円(前年同期は17.3億円)に41.7％下方修正し、一転して19.2％減益見通しとなった。
　上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の56億円→37億円(前期は58.5億円)に33.9％下方修正し、減益率が4.3％減→36.8％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2020年3月期第2四半期累計期間の連結業績につきましては、主要顧客である自動車関連メーカーでは投資が堅調に推移しておりますが、その他の業種では米中貿易摩擦などによる世界景気の減速により、投資に慎重な姿勢が継続しております。こうした状況を受けて、前回予想を下回る見込みとなりましたので、まことに遺憾ではありますが業績予想を修正いたします。2020年3月期通期の連結業績につきましても、第2四半期累計期間の業績および顧客の投資動向などを踏まえて修正いたします。なお、配当金予想につきましては、前回予想を変更しておりません。（注）上記の業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき合理的に判断して作成したものでありますが、今後さまざまな要因によって変動する可能性があることをご承知おきください。