大阪12月限
日経225先物 50600 -250 (-0.49%)
TOPIX先物 3390.0 -4.0 (-0.11%)
日経225先物(12月限)は前日比250円安の5万0600円で取引を終了。寄り付きは5万0890円とシカゴ日経平均先物清算値(5万0850円)を上回り、小幅ながら買い先行で始まった。ロング優勢のなかで現物の寄り付き直後には5万1120円まで上げ幅を広げる場面もみられた。ただし、買い一巡後は急速に軟化し、前場終盤にかけて5万0330円まで売られた。ランチタイムでは5万0450円辺りで保ち合いを継続。後場は5万0370円~5万0610円辺りでの推移が続いた。
日経225先物はナイトセッションで5万1030円まで買われた流れもあり、朝方はボリンジャーバンドの+1σ(5万0960円)を上回る場面もあった。ただ、スキャルピング中心のトレードのなかで同バンドをキープできなかったこともあり、その後はロング解消の動きに短期的なショートが加わる形で下へのバイアスが強まったようだ。
さらに、アドバンテスト<6857>[東証P]など、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の不安定な値動きがショートを誘った。トランプ米大統領は、エヌビディア
ただ、前場終盤につけた5万0330円を安値に、その後はカバーが入る形で5万0610円まで回復。戻りの鈍さが嫌気されて後場中盤にかけて再びショートに向かわせたものの、5万0370円と前場の安値を割り込まなかったことで、終盤にかけてのショートカバーにより下げ幅を縮めた形だろう。
日経225先物は前場の荒い値動きはあったが、これまでの25日移動平均線(5万0130円)とボリンジャーバンドの+1σ(5万0970円)とのレンジ推移をみせている。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の会見、FOMCメンバーによる経済見通しや金利予測分布図(ドットチャート)を受けて、ナイトセッションで大きく変動することになりそうだ。
ただし、これらがネガティブ視されたとしても、市場の関心は来週の日銀の金融政策決定会合に移るため、5万円の大台を割り込んでくる動きは考えにくいだろう。一方で、予想通りの内容でアク抜け感が強まるようだと、+1σ突破から+2σ(5万1820円)とのレンジが意識されそうだ。週末の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控え、ヘッジ対応の動きにより上へのバイアスが強まる可能性もあり、ショートは避けておきたいところである。
もっとも、FOMC通過後も25日線と+1σとのレンジを突破できないと、オプション権利行使価格の5万0500円を挟んだ上下の権利行使価格となる、5万円から5万1000円での推移が意識され、スキャルピング中心のトレードが続きそうだ。
NT倍率は先物中心限月で14.92倍に低下した。14.99倍に上昇する場面もみられたが、その後は値がさハイテク株の不安定な値動きの影響を受けた。25日線(15.02倍)を捉えることができず、NTショートに振れる形になっている。
手口面(12月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万8854枚、ソシエテジェネラル証券が1万2074枚、野村証券が5851枚、モルガンMUFG証券が5008枚、ゴールドマン証券が4788枚、JPモルガン証券が2751枚、バークレイズ証券が2669枚、みずほ証券が2414枚、BNPパリバ証券が2347枚、サスケハナ・ホンコンが2005枚だった。
TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万2029枚、野村証券が1万1003枚、ゴールドマン証券が9557枚、ABNクリアリン証券が9505枚、モルガンMUFG証券が9503枚、バークレイズ証券が7355枚、JPモルガン証券が5665枚、みずほ証券が4469枚、UBS証券が4229枚、SMBC日興証券が2725枚だった。
株探ニュース
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