「5G」が3位にランク、アフターコロナの有望テーマとして関心高い<注目テーマ>
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1 テレワーク
2 コロナウイルス
3 5G
4 eラーニング
5 巣ごもり
6 遠隔医療
7 教育ICT
8 新型コロナウイルス薬
9 人工知能
10 半導体
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「5G」が3位となっている。
政府は4日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を31日まで延長することを正式決定した。安倍首相は会見で「14日をメドに専門家の意見を聞き、可能と判断すれば期間満了を待つことなく緊急事態を解除したい」と述べるとともに、5月を「次なるステップに向けた準備期間である」と位置付けた。難局を乗り越えたあとにやってくる「アフターコロナ」は、ビフォーコロナと比べて価値観やライフスタイルが異なることが予想されるが、ICT(情報通信技術)の進歩というトレンドに大きな変化はないと思われ、コロナ禍を機に重要性が強く認識された第5世代移動通信システム(5G)への関心は依然として高い。
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、テレワークや遠隔医療、リモート学習などオンライン化が進展したが、それらをスムーズに行うためには「高速・大容量」「低遅延」「多数端末との接続」といった特徴を持つ5Gが欠かせない。また、今回のコロナショックをきっかけとした巣ごもり消費でスポットが当たった動画配信やオンラインゲームでは、ハイスペックな5Gが新たな刺激を消費者に与え、潜在的な需要を掘り起こすことも考えられる。アフターコロナを見据えると、5Gの普及が国家や産業の競争力を大きく左右するとみられることから政策面での後押しにつながる可能性がある。
こうしたことから、3月下旬に商用サービスをスタートさせたKDDI<9433.T>、ソフトバンク<9434.T>、NTTドコモ<9437.T>のほか、通信事業者向けソリューションを手掛けるネクストジェン<3842.T>、通信ソフトウェア開発のサイバーコム<3852.T>、通信計測器を提供するアンリツ<6754.T>、光通信用部品メーカーのsantec<6777.T>、5G基地局向けテスト装置を扱うアルチザネットワークス<6778.T>、情報通信機器事業を展開する大井電気<6822.T>、5G対応アナログ光伝送装置などを手掛ける多摩川ホールディングス<6838.T>、5Gソリューション構築を支援するPALTEK<7587.T>などのビジネス機会の拡大が期待される。
出所:MINKABU PRESS
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