精機関連の売上高は前年同期比4.2%増の43.04億円、営業利益は同3.5%増の2.09億円となった。自動車の生産台数が復調し、自動車の各種センサーに搭載されるインサート成形品の売上高は回復傾向にある。一方、電子機器向けの金属プレス成形品は、スマートフォンの需要低迷が続いており、売上高が低調に推移した。また、車載用成形品を量産するための金型等の売上が増加し、今後の増産に向けた布石を打つことができた。
光製品関連の売上高は前年同期比20.0%減の35.60億円、営業利益は同77.6%減の1.13億円となった。光通信インフラ関連の新規投資が滞っており、光通信用部品の需要が低迷している。また、前年同四半期に好調に推移した光通信用部品の製造機器、測定装置の売上高も減少した。
2024年3月期通期の業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比0.4%増(前回予想と変わらず)の163.50億円、営業利益が同51.1%減(同33.3%増)の6.80億円、経常利益が同47.1%減(同23.2%増)の8.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.6%減(同6.0%減)の4.70億円としている。
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