シカゴ先物先物にサヤ寄せする格好からやや売り優勢の展開になりそうである。シカゴ先物は一時22000円を割り込む場面がみられたが、引けにかけては下げ幅を縮めている。日経225先物においてもナイトセッションで割り込んだが、その後は下げ幅を縮めていることもあり、目先的にはいったん底打ちも意識されやすいところ。もち合いレンジの想定される下限レベルまで下げたこともあり、押し目拾いの流れに向かうかを見極めたいところであろう。
もっとも、目先底が意識されたとしても、レンジ上限を意識したトレンドは期待しづらいところ。決算発表が本格化している中では積極的な売買は手控えられやすく、決算を手掛かりとした物色が中心になりやすい。昨日はエムスリーが<2413>が決算評価から終日堅調な値動きをみせていた。昨日の大引け後に発表した決算では、富士通<
6702>、アンリツ<6754>辺りに決算評価の動きがみられるようだと、ハイテク株の支援材料となり、日経平均を下支え役になりやすいところ。
また、ハイテクの戻りの鈍さが意識されてくるようだと、グロース株への利益確定が意識されてきやすい。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大による世界経済への影響が警戒されやすく、バリュー株へのシフトも考えづらくなっている。こう着感が強まる中、個人主体による決算を手掛かりとした中小型株などの日替わり的な物色に向かわせそうである。なお、テクニカル面では日経平均は25日線や5日線が重石となるほか、一目均衡表では転換線、基準線に抑えられ、遅行スパンについては下方シグナルを発生しつつある。神経質な相場展開になりそうだ。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
アンリツのニュース一覧- アンリツサステナビリティレポート2024 パート3 社会 2024/10/08
- アンリツサステナビリティレポート2024 パート1 総括 2024/10/08
- アンリツサステナビリティレポート2024 パート4 ガバナンス 2024/10/08
- アンリツサステナビリティレポート2024 パート2 環境 2024/10/08
- アンリツ統合レポート2024 2024/10/08
マーケットニュース
- 時流を捉え急拡大、成長加速の「デジタルギフト関連」有望株セレクト <株探トップ特集> (10/10)
- 明日の株式相場に向けて=株高でも冷え込む投資マインド (10/10)
- 本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (10日大引け後 発表分) (10/10)
- 本日の【新規公開(IPO)】仮条件情報 (10日大引け後 発表分) (10/10)
アンリツの取引履歴を振り返りませんか?
アンリツの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。