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2022/01/21 - 京三(6742) の関連ニュース。 <7283> 愛三工業四季報より 業種:輸送用機器。【特色】トヨタ系自動車部品メーカー、電子制御燃料噴射装置や吸排気系が主力。トヨタG向け6割強【最高益】新車需要戻り燃料系軸に数量回復。9~10月のトヨタ急減産は下期挽回。前期進めた体質改善効く。樹脂など原材料高かわし利益急反発。アジアの一部で税負担軽く最高純益に上振れ。増配。23年3月期は数量増。販価適正化も進み利益続伸。【脱炭素】工場のCO2削減に向け設置した専門組織で行程表策定急ぐ。バイオ燃料等多様な燃料に対応する技術開発が急務。2021年10月

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相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2022/01/21 17:17

<7283> 愛三工業

四季報より 業種:輸送用機器。

【特色】トヨタ系自動車部品メーカー、電子制御燃料噴射装置や吸排気系が主力。トヨタG向け6割強

【最高益】新車需要戻り燃料系軸に数量回復。9~10月のトヨタ急減産は下期挽回。前期進めた体質改善効く。樹脂など原材料高かわし利益急反発。アジアの一部で税負担軽く最高純益に上振れ。増配。23年3月期は数量増。販価適正化も進み利益続伸。

【脱炭素】工場のCO2削減に向け設置した専門組織で行程表策定急ぐ。バイオ燃料等多様な燃料に対応する技術開発が急務。

2021年10月28日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+101.8%の100.00億円、経常利益+100.6%の100.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

2018年2月5日の1469円を高値とする下降トレンド(A)の中で、12月25日に658円まで下げてもみあって2019年8月26日の654円を2点底にして、11月11日に972円まで上昇し、その後、コロナ相場に巻き込まれ急落局面に入って2020年3月23日に412円まで下げて底打ちし、ゆるやかな上昇トレンド(B)の中で、7月31日の435円、11月30日の432円と3点底をつけて、短期の急角度の上昇トレンド(C)へ転換しました。この上昇トレンド(C)の中で、2021年7月27日に987円の年初来高値をつけ8月20日に791円まで押し目を入れ、下向きの先細り三角形(D)となったあと、1月21日に697円まで下げて反発に転じています。


 

<6480> 日本トムソン

四季報より 業種:機械。

【特色】半導体製造装置等向け直動案内機器が主力。2輪車用ニードル軸受けも。ブランドは『IKO』

【再増額】上半期受注は前年比約2倍。直動案内機器中心の軸受等は半導体製造装置はじめ内外エレクトロニクス向け快走。海外代理店向け上振れ。円安効果も。原料高、物流費増こなし営業益再増額。増配。23年3月期は工作機械など設備投資需要堅調。

【投 入】リニアモータテーブル接続対象にパナソニック製追加。従来比定格推力17%向上の高精度位置決めテーブル発売。

2021年11月12日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+1012.3%の51.00億円、経常利益+2344.4%の55.00億円と3期ぶりの大幅な増収・増益の見通し。

2018年5月23日の1053円の高値からの下降トレンド(A)の中で、12月26日に437円まで下げ、2019年2月14日の601円まで反発したあと、下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で12月27日に524円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落局面につれ安し、2020年3月13日の290円で底打ちし、7月31日の302円、11月30日の328円と3点底をつけました。この3点底からの急反発で2021年3月23日の715円、5月11日の719円と2点天井をつけて反落し、10月14日の517円を安値に11月17日に758円まで上昇して年初来高値更新となりました。ここから12月21日に618円まで下げて反発してもみあっています。1月末に向けて日経平均の調整があれば再度、下値を確認する動きとなる可能性があります。
 

 

<6742> 京三製作所

四季報より 業種:電気機器。

【特色】信号大手の一角、民鉄に強い。鉄道信号、道路信号、産業機器用電源装置が3本柱。下期偏重

【増益幅縮小】JR、私鉄の信号設備更新が堅調。だが半導体製造装置用部品は部品調達の遅れで一部案件が来期にずれ込む。営業増益だが前号比幅縮小。保険金特益大きい。23年3月期は半導体関連軸に稼ぐ。

【受注残】コロナ禍で鉄道会社業績厳しいが東海道新幹線や台湾新幹線の信号設備など受注残は1000億円超。台湾やインドの現法活用しアジアの信号案件を開拓。

2021年11月12日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+163.6%の32.00億円、経常利益+128.4%の38.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

2018年5月21日の854円を高値とする急角度の短期の下降トレンド(A)の中で、12月25日に364円まで下げ、2019年1月25日に454円まで反発して再下落となり、6月3日の337円、8月29日の330円を2点底にして、12月27日の648円、2月10日の640円を2点天井にして、コロナ相場に巻き込まれて急落局面に入り、3月13日の345円で当面の底打ちとなって、三角保ち合い(B)を形成しました。この中の煮詰まってきたところで、2021年9月24日の553円の高値から12月1日に426円の安値まで下げてもみあい下値を探る動きとなっています。

2019年12月27日の648円をコロナ相場の高値とし、2020年3月13日の345円を安値とするコロナ相場の底打ちからの三角保ち合い(B)の中で、煮詰まってきたところの2021年9月24日に553円の高値から12月1に426円の安値をつけてもみあっており、下値を確認する動きとなっています。日経平均も下値を確認するのに1月下旬までかかるとすれば、それに合わせた下値確認の動きとなる可能性もあります。
 

 

<3023> ラサ商事

四季報より 業種:卸売業。

【特色】鉱物、金属素材や特殊ポンプ等の専門商社。ジルコンでは首位。製鉄所向けリサイクル設備等も

【横ばい】産機・建機は海外減少。が、資源・金属素材は需要増と原料相場高騰に伴う販売価格上昇で急回復。化成品は自動車向け販売増で復調。前期並み営業益に増額。23年3月期は産機・建機受注復活で増益。

【軽石回収】同社製品の水害用排水多目的可搬式ポンプが、沖縄などへ漂着した軽石回収方法として注目。子会社管理強化に向け22年4月をメドに新部署設立を予定。

2021年12月17日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益-8.7%の20.00億円、経常利益-8.1%の22.00億円と減収・減益の見通し。

2012年10月30日の345円を安値とする上昇トレンド(A)の中になります。この中で2016年6月16日の450円を安値とする短期上昇トレンド(B)を形成し、2017年10月31日の1159円で当面のピークとなりした。ここからの調整で2020年3.月13日に697円のコロナ相場での底打ちとなって反発し、2020年1月21日の1051円を高値とし、3月13日の697円を安値とする三角保ち合いを形成し、保ち合いの上半分の10月16日の861円、2021年11月30日の853円を2点底にしてもみあっています。2020年1月21日の1051円を高値に三角保ち合いとなって、約2年間、好業績で高配当のままでもみあっており、上放れれば大きいですが時間がかかりそうなので、下げれば欲張らず多少の上昇益と高配当狙いとなります。リスクを少なくする人の投資といえます。
 

 

<4471> 三洋化成工業

四季報より 業種:化学。

【特色】機能化学品で成長。界面活性剤、高吸水性樹脂の草分け。次世代型全樹脂電池を開発着手

【回 復】高吸水性樹脂は中国電力不足響く。が、ポリウレタンフォーム用原料等自動車関連大幅増。永久帯電防止剤好調。原料高を値上げで吸収し営業益回復。連続増配。23年3月期は自動車向けが引き続き堅調。

【持続可能】独BASF社と水系ウレタン樹脂の協業で覚書調印、環境配慮型でグローバル展開を企図。ペプチド活用型農業の技術実用化へ宮崎県新富町と連携協定。

2021年11月5日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+13.1%の135.00億円、経常利益+12.5%の135.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。

2019年5月30日の5970円の高値から8月6日に4355円まで下げ、12月17日に5690円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって、2020年3月17日に3425円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(A)に転換し、5月28日の5060円、10月6日の5250円と2点天井をつけて、10月30日に4395円まで押し目を入れ、12月25日に5970円まで上昇して、三角保ち合い(B)となりました。この中で煮詰まって2021年7月9日の5150円を安値に9月8日に6330円の年初来高値更新となり、12月1日に5060円まで下げて今年の1月5日に5460円まで反発してもみあっています。

配信元: みんかぶ株式コラム

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