決算プラス・インパクト銘柄 … キユーピー、平和堂、ニューテック (10月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月1日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　キユーピー <2809>
　18年11月期第3四半期累計(17年12月-18年8月)の連結経常利益は前年同期比8.3％増の273億円に伸び、通期計画の346億円に対する進捗率は79.1％となり、5年平均の78.3％とほぼ同水準だった。

★No.3　ニューテック <6734>
　19年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比54.2％増の1億1100万円に拡大し、通期計画の2億1100万円に対する進捗率は52.6％に達し、5年平均の32.7％も上回った。

★No.4　平和堂 <8276>
　19年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比14.6％増の69.8億円に伸びたが、通期計画の150億円に対する進捗率は46.6％となり、5年平均の44.7％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2809> キユーピー 　　東１　　 +4.45 　 10/ 2　　　3Q　　　　8.31
<2830> アヲハタ 　　　東２　　 +1.64 　 10/ 2　　　3Q　　　　3.74
<6734> ニューテック 　ＪＱ　　 +1.46 　 10/ 2　　上期　　　 54.17
<8276> 平和堂 　　　　東１　　 +0.98 　 10/ 2　　上期　　　 14.62

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース