ルネサスは朝安後プラス圏に浮上、株式売り出しの受渡日で神経質な展開

　ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が朝安後、値を戻しプラス圏に浮上。産業革新機構などを売出人とする株式の売り出しは、きょう受渡日を迎えた。売り出し価格は約２０％の大幅ディスカウントされた８２５円で決まり、売り出しに応じた投資家は大幅な利が乗っている状態だが、この日は安値圏では下値を拾う動きも出ている様子だ。アナリストからは「ルネサスの株価はほぼフェアバリュー」との見方も出ており、株式売り出しの一巡後の上昇に期待する買いも流入している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）