OKIグループで、ICTシステムや電気設備の設計・構築・保守に加えマルチベンダー機器の保守・運用等の事業を展開するOKIクロステック株式会社(社長:冨澤 博志、本社:東京都中央区、以下OXT)は、2024年11月14日、OKI高崎事業所内にあるOXT北関東研修センター(所在地:群馬県高崎市)において「IT技術コンクール」を開催しました。今大会の実施は1995年の第1回大会から数えて、今回で第30回目となります。
IT技術コンクールは、全国1,200名のカスタマーエンジニア(注1)が保守技術や顧客対応力を競う社内コンクールとして1995年より開催しています。今回は、全国各支社・関係会社から選抜された10名のカスタマーエンジニアが日頃、鍛え上げた技術や顧客対応力を競い合いました。普段、お客様先での作業を直接、見る機会が少ない社員もコンクールを通じて保守品質の再点検を行い、会社をあげてお客様により良いサービスの提供をめざしています。
今回のコンクールは、OKI製ATM「ATM-BankIT Pro」の修理作業にスポットを当て、迅速・正確な保守作業のほか、作業における事故防止やお客様との対応マナーなど、保守における総合力を競い合いました。競技は、実際の金融機関を想定した環境で実技を行い、複合障害機器の診断・修理や顧客情報資産の入った記憶媒体の交換におけるルール遵守、重要物の管理方法など、厳密な作業が求められるATM保守作業に加え、重量物を安全に運搬する実践、お客様役となった採点員への対応力を審査します。また、今後の製品の品質改善のため、OKIグループの機器設計者も競技を視察しました。
当日の競技の模様は、研修センターでの見学に加えて、オンラインで全国約80の主要拠点に同時中継しました。移動式カメラを使用し、社員による実況・解説や競技者がお客様とのやり取りを行う音声を交えたりするなど、工夫を凝らし、視聴者の臨場感を高める中継を行いました。また第30回目の記念大会として、現在OXTが注力しているGXソリューションのひとつであるEV充電器保守作業のエキシビジョンを実施しました。後日、コンクールの模様や高評価だった作業映像は社内で共有し、広く保守員のスキル向上につなげていきます。
OXTは、IT技術コンクールや各種教育などの人材育成を通じて、全体の技術力・顧客対応力の底上げをはかり、お客様に安心・安全を提供し、社会とともに持続的な成長を目指していきます。
【第30回IT技術コンクール 審査結果】(敬称略)
用語解説
注1:カスタマーエンジニア(CE)
コンピューター技術者で、おもにハードウェアの設置や保守点検、修理などを行う技術者。
リリース関連リンク
IT技術コンクール紹介サイト
https://www.oki-oxt.jp/support/s_network/concours.html
沖電気工業株式会社は通称をOKI、OKIクロステック株式会社は通称をOKIクロステックとします。
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