シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションの開始早々に31660円まで売られる場面が見られた。その後は下げ幅を縮めているが、32000円辺りでの戻り待ちの売り圧力は警戒されやすいだろう。そのため、売り一巡後の底堅さを見極めつつ、短期的なリバウンド狙いにとどまりそうである。
なお、米国市場の取引終了後に決算を発表したアップルは時間外取引で下落した一方で、アマゾン・ドット・コムは7%を超える上昇を見せており、指数インパクトの大きい値がさ株への下支えになりそうである。足もとでは日経平均型の売りが目立っていることもあり、NT倍率の低下傾向も目立つ。NT倍率は200日線水準まで低下してきたこともあり、NTショート(日経平均売り・TOPIX買い)の巻き戻す動きが意識されてくる可能性はありそうだ。
米雇用統計の発表を控え積極的な売買は手控えられやすく、足もとの急ピッチの調整によって持ち高調整の動きは継続しそうだが、一方で、売り方にとっても日経平均の32000円割れが意識されるなか、いったんは買い戻しの動きに向かわせる可能性もありそうだ。まずは、売り一巡後の底堅さを見極めたいところだろう。
物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別での対応になりそうだ。昨日は上方修正を発表したサンリオ<8136>がストップ高まで買われており、好決算銘柄に対する物色意欲は強く、日経平均の下落に対して冷静さがうかがえる。なお、昨日の引け後に発表された決算では、GSユアサ<6674>、日東紡<3110>辺りが注目されよう。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
GSユアサのニュース一覧- [PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1556銘柄・下落702銘柄(東証終値比) 2025/01/09
- 前場に注目すべき3つのポイント~米半導体株高の流れを引き継ぐ~ 2025/01/07
- [PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇377銘柄・下落1882銘柄(東証終値比) 2024/12/25
- 「全固体電池」が20位、次世代電池の本命でEV普及期に巨大市場形成へ<注目テーマ> 2024/12/10
- 業績連動型株式報酬制度の継続に伴う第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ 2024/11/26
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
ジーエス・ユアサ コーポレーションの取引履歴を振り返りませんか?
ジーエス・ユアサ コーポレーションの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。