CAD/CAMシステム等事業の売上高は前年同期比4.6%減の17.09億円、セグメント利益は同37.2%減の0.97億円となった。自動車向け金型・部品製造業の設備投資抑制が影響し製品販売が低調に推移した。海外では、インドネシアで売上が伸長したほか中国、北米においても回復基調が見られたが、タイでは上期を通して日系自動車関連の需要が回復せず製品販売が伸び悩んだ。保守売上は、既存顧客に対する充実したサポートを提供することにより、引き続き高い保守更新率を維持し、国内海外ともに堅調に推移したものの、製品販売の落ち込みをカバーするに至らなかった。
金型製造事業の売上高は前年同期比56.0%減の1.21億円、セグメント損失は0.42億円(前年同期は0.23億円の利益)となった。2023年下期の受注状況が低調に推移したことが影響し前年同期との比較では大幅な減収減益となった。
2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.4%増の40.70億円、営業利益が同231.3%増の3.00億円、経常利益が同126.2%増の3.41億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同182.6%増の1.93億円とする期初計画を据え置いている。
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