併せて、通期の同利益を従来予想の80億円→105億円(前期は162億円)に31.3%上方修正し、減益率が50.7%減→35.3%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比70.1%減の37.5億円に大きく落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比16.6%減の32.7億円に減り、売上営業利益率は前年同期の6.1%→5.4%に悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期連結累計期間は、セーフティ&セキュリティ分野の無線システム事業が、前期に引き続き北米市場を中心に需要が拡大していることを背景に想定以上に好調に推移したことなどから、全社で期初の想定を大幅に上回る実績となりました。 第3四半期連結会計期間以降についても、世界情勢がますます緊迫化する中で、危機管理機運の高まりにより、防災・セキュリティ対策として無線システムの堅調な需要が見込まれることなどから、無線システム事業が期初計画を大きく上回る見込みです。これにより、全社の売上収益および事業利益などが期初の想定を上回る見込みであることから、上記のとおり2024年3月期通期連結業績予想を修正いたします。
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