―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の10月24日から25日の決算発表を経て26日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 石塚硝 <5204>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の15億円→38億円(前期は23.1億円)に2.5倍上方修正し、一転して64.0%増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.2 Tホライゾン <6629>
24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は6億8000万円の黒字(前年同期は3億0400万円の赤字)に浮上し、通期計画の6億円に対する進捗率が113.3%とすでに上回り、さらに5年平均の25.2%も超えた。
★No.3 ODK <3839>
24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は2.7億円の赤字(前年同期は3.7億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<5204> 石塚硝 東S +18.06 10/25 上期 74.38
<6629> Tホライゾン 東S +6.86 10/25 上期 黒転
<3839> ODK 東S +1.64 10/25 上期 赤縮
<6858> 小野測器 東S +1.60 10/25 3Q 赤拡
<9158> シーユーシー 東G +1.13 10/25 上期 -26.15
<6027> 弁護士COM 東G +1.03 10/25 上期 47.21
<4556> カイノス 東S +0.49 10/25 上期 -0.38
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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