長期金利の上昇を嫌気し、寄り付き後、下落。ロシアとウクライナの和平に向けた協議への進展も見られず、根強い地政学的リスクが更なる売り圧力となった。ダウは終盤にかけ下げ幅を拡大。ナスダックは、半導体エヌビディア(NVDA)の上昇が支え、プラス圏を回復したが、終盤にかけ再び売りに転じ、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比2pt安の787ptからスタートした。米株安や長期金利の上昇に加え、トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事を解任すると発表したことが嫌気され、日本市場全般に売りが広がった。一方、新興市場には個別株物色の流れから押し目買い意欲も強く、ボリンジャーバンドのマイナス1シグマ付近では、買いが活発化。その後は大きく押すこともなく、5日移動平均線を意識して推移した。薄商いの中、引けにかけてこう着感を強め、小幅反落となる784ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、GENDA<9166>やコンヴァノ<6574>などが下落した。 <SK>
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