<注目銘柄>=富士電機、車載用パワー半導体の需要拡大が貢献
同社は17年3月期の連結業績を、売上高8200億円(前期比0.8%増)、営業利益450億円(同横ばい)と見込んでいる。昨年10月の中間決算発表時点で、下期の想定為替レートを1ドル=100円と見直したことにより、期初計画に比べ売上高で100億円、営業利益で20億円下方修正した。しかし、11月以降の急速な円安・ドル高進行により、上方修正の可能性が浮上し、来期の業績にもプラスに作用しそうだ。
SiCパワー半導体需要の拡大、飲料自販機の中国・アジアでのシェア拡大に伴う業績寄与に加え、18年3月期以降は、14年9月に受注した神戸製鋼所<5406.T>の大型発電設備(栃木県真岡市)の業績への寄与が見込めるなど、中長期的な成長に期待が掛かる。
株価は昨年夏以降、25日移動平均線をほぼ下値支持線として順調な上昇軌道にある。ただ、PERは16倍台と割高感はなく、直近の東証信用倍率も0.90倍と取組妙味も十分。今後も、業績拡大を背景にジリ高歩調が継続しそうだ。(朱)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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