環境配慮型エンジンを搭載した新機種登場 80t吊りラフテレーンクレーン「SL-850RfIII」販売開始 コンパクト構造に進化し安全性・作業性向上
株式会社 加藤製作所(本社:東京都品川区、代表取締役社長:加藤 公康)は、このほど80t吊りラフテレーンクレーン「SL-850RfIII」の販売を開始いたしました。
開発背景
同製品は前身であるSL-850RfIIの各種性能を受け継ぎ、コンパクトな構造ながらも一層の安全性や作業性双方の向上を実現いたしました。また、6月に販売開始した「SL-500RfIII」につづく最新の排出ガス規制に適合した環境配慮型の新エンジンを搭載しております。
当社は、今後も業界No.1の安全性の実現と環境に配慮した製品のラインナップ拡充に向け、開発を推進してまいります。
主な特長
■環境への配慮
新エンジン搭載
最新の排出ガス規制(欧州Stage V)に適合した環境配慮型カミンズ製エンジンを採用
最高出力 246kW/2,000min-1
最大トルク 1,636N・m/1,100min-1
国土交通省「低騒音型建設機械」の指定を申請中
国土交通省が一定の基準値を下回り相当程度騒音が軽減された建設機械に与える「低騒音型建設機械」の指定を取得予定(申請中)
国土交通省「2020年燃費基準達成建設機械」の認定を申請中
オフロード法排出ガス2014年基準に適合するホイールクレーンにおいて、国土交通省が一定の燃費基準を達成した燃費性能の優れた建設機械に与える「2020年燃費基準達成建設機械」の認定を取得予定(申請中)
ECOスイッチ搭載でクレーン作業燃費向上
クレーン操作時のエンジン最大回転数を抑え、燃料消費と騒音の少ない最適な作業回転数に調整可能
オートミニマムコントロールでクレーン作業燃費向上
クレーン作業待機時に油圧ポンプ吐出量を最小限に制御し、燃料消費を削減
■コンパクト構造への進化により安全性・作業性向上
走行体全長を270mm短縮
車両全長:従来機13,260mm → 同機12,990mm
狭小地における走行時の障害物との接触リスクを軽減、クレーン設置スペースを縮小
回動リンク式ジブホースガイド(新規標準装備 特許取得済・特許7575967号)
ブームヘッド横幅を145mm短縮
従来機1,000mm → 同機855mm
障害物との干渉リスクを軽減
ジブセット作業時間向上
回動リンクを増設することにより、ホースセッティング作業がスムーズに行え、従来機比で作業時間が短縮
■安全機能を強化
LEDフロントアクセサリライトにより、昼夜を問わず被視認性を向上(新規標準装備)
青色LEDライト点灯により、周囲に車両の存在が伝わりやすくなり接触リスクを低減
坂道発進補助装置(新規標準装備)
ブレーキからアクセルに踏み替える際にブレーキ制動を自動的に保持し、坂道の発進をサポート
※傾斜角度により補助装置が作動しない場合もあります
※補助装置は上り坂、下り坂どちらでも作動します
※本装置は坂による車両の後退(前進)を完全に防ぐものではありません
クレーン性能
■6段高剛性スーパーブーム
ブーム吊上げ能力
最大吊上げ能力 80t|最大ブーム長さ 45m|最大作業半径 41m|最大地上揚程 46m
ロックピンとフルパワー方式を融合した伸縮システムHYBRIDZOOMにより高効率・高性能
様々な作業状況に合わせた柔軟な対応が可能
1.通常伸縮
2,3段 :同時伸縮とロックピンを併用
4,5,6段:同時伸縮
2.特殊伸縮
2,3段 :最縮小
4,5,6段:同時伸縮
■3段SLジブ
ジブ吊上げ能力
最大吊上げ能力 4.2t|最大ジブ長さ 18m|最大作業半径 55m|最大地上揚程 64m
EJIB
ジブ装着・格納作業の容易化と省スペース化を実現し、オペレーターの負担軽減と作業時間短縮に寄与
■無線式吊荷監視カメラ用電源供給システム
ブーム先端部やジブ先端部からの電源供給により無線式吊荷監視カメラのバッテリーが不要のため、バッテリーの充電や取り付け作業をすることなく使用可能
※使用可能なカメラはメーカーおよび型式が限定されます
■補巻のラインプル性能5.6t
フックの回転が少なく、耐疲労性の高い多数ストランド難自転性新型ワイヤロープを採用
※最伸長ブーム時のルースタ最大吊上げ性能は、5.0tです
通常伸縮時長さ32.5m以下、特殊伸縮時長さ25.0m以下の中間ブームで5.6t
主な安全機能
選択された仕様により、お客様のニーズに合わせた以下の安全機能の付帯が可能です
■クリアランスソナーシステム
超音波センサーを使用した障害物検知機能により走行中の安全性向上に寄与
■KATOセーフティビューシステム
12.1インチ縦型大画面モニター
・オペレーターが任意に設定した複数の画像を表示させることが可能
・タッチパネルのアイコンも大きく表示され、視認性・操作性良好
・USBポートを使用して外部データ(PDF)を表示可能
KATO独自のサラウンドビュー
・キャリヤの前後左右に装着した6つのカメラの画像を合成し、車両上面から俯瞰した画像を表示
・走行時のみではなく、クレーン作業時にも表示可能
人検知アシストカメラ
・カメラによる人検知時、視覚的・聴覚的な警告により注意を喚起
・カメラは3つ装着されており、検知するいずれか1ヶ所のカメラを任意で選択可能
商品概要
商品名称: SL-850RfIII
商品型式: KR-80H-F2
発売日: 2024年12月
標準小売価格: ¥102,000,000(税別)より ※販売価格は装備等により異なります
販売目標: 100台 / 年
会社概要
商号: 株式会社 加藤製作所
所在地: 〒140-0011 東京都品川区東大井1-9-37
設立: 1935年1月(昭和10年1月)
創立: 1895年(明治28年)
事業内容: 建設用クレーン、油圧ショベル等及びその他の製品の製造ならびに販売
URL: https://kato-works.co.jp
【本プレスリリース、取材に関するお問い合わせ先】
コーポレートコミュニケーション部 担当:昇(のぼり)、小浦(こうら)
TEL:03-3458-1144 FAX:03-3458-1151 MAIL:pr-kato@kato-works.co.jp
【商品に関するお問い合わせ先】
最寄りの弊社支店・営業所 以下URLにてご確認ください
https://www.kato-works.co.jp/profile/jigyou.html
この銘柄の最新ニュース
加藤製のニュース一覧- 加藤製作所 Research Memo(8):中期経営計画で収益性向上戦略を推進 2024/12/20
- 加藤製作所 Research Memo(7):通期予想は前回予想比で最終損失が縮小する見込み 2024/12/20
- 加藤製作所 Research Memo(6):財務の健全性を維持 2024/12/20
- 加藤製作所 Research Memo(5):2025年3月期中間期は営業増益だが、特別損失計上により最終損失で着地 2024/12/20
- 加藤製作所 Research Memo(4):営業損益は改善基調、事業環境悪化の中国子会社2社は解散及び清算を決議 2024/12/20
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
加藤製作所の取引履歴を振り返りませんか?
加藤製作所の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。
加藤製作所の株価を予想してみませんか?
ネット証券比較
みんかぶおすすめ
\ 投資・お金について学ぶ入門サイト /