24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:グロース優位のなか日経平均型優勢の展開が見込まれる
■東京電力HD、23/3業績予想 営業損失 4880億円
■前場の注目材料:TOWA、光学レンズ・メガネ向けセラコーティング技術開発
■グロース優位のなか日経平均型優勢の展開が見込まれる
24日の日本株市場は、米株高の流れを受けて日経平均は節目の27000円回復が見込まれるなか、買戻しの動きが強まりそうだ。23日の米国市場はNYダウが254ドル高だった。米連邦準備理事会(FRB)が近く利上げ停止を検討するとの観測が強まり、ハイテクの買戻しが強まった。SOX指数の上昇率は5%を超えた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円高の27155円。円相場は1ドル130円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップアップから始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時27200円まで買われており、18日の日銀の金融政策決定会合の結果を受けた急伸で付けた26920円を上放れ、75日線水準まで上昇した。これにより昨年12月の日銀会合で急落した部分を埋めてくる展開が意識されてきそうであり、相対的に出遅れているハイテク株などへの買戻しの動きが強まりそうである。
決算発表を控えていることから積極的な上値追いの動きは限られそうだが、昨年12月の下落部分を埋めてくる中、ショートカバーの動きが強まりそうである。また、米国では大型テック株のほか、半導体株の強い値動きが目立っていた。為替市場では円相場が1ドル130円台半ばで推移していることもあり、グロース優位のなか日経平均型優勢の展開が見込まれる。
日経平均の75日線は27170円辺りに位置しているほか、同水準を捉えてくるようだと、昨年12月の急落前の水準である27300円辺りが意識されてこよう。75日線水準での攻防が続く局面では、いったんは達成感が意識される可能性はありそうだが、押し目狙いでのスタンスに向かわせよう。物色としてはハイテク株のほか、日経平均の強い動きのなか、マザーズ銘柄などへの物色にも向かわせやすく、流動性のある銘柄へは個人主体の値幅取り狙いの動きが強まりそうだ。
■東京電力HD、23/3業績予想 営業損失 4880億円
東京電力HD<9501>は未定としていた2023年3月期の業績予想を発表。売上高は49%増の7兆9310億円、営業損益は4880億円の赤字(前期は462億円の黒字)の見込み。燃料価格が高止まりしており、電気調達費用が増加したことが響いた。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26906.04、+352.51)
・NYダウは上昇(33629.56、+254.07)
・ナスダック総合指数は上昇(11364.41、+223.98)
・シカゴ日経先物は上昇(27155、大阪比+275)
・1ドル=130.60-70円
・SOX指数は上昇(2934.83、+140.14)
・VIX指数は低下(19.81、-0.04)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・TOWA<6315>光学レンズ・メガネ向けセラコーティング技術開発
・ホンダ<7267>GSユアサとEV用電池研究で共同出資会社、年内設立へ
・東京電力HD<9501>低圧規制料金29%値上げ申請、6月実施へ
・関西電力<9503>太陽光・蓄電池など分散型エネを市場取引、4月に新会社
・丸紅<8002>サウジで地域冷房参画、中東2社と合弁契約
・三菱商事<8058>次世代エネ部門新設、EX戦略推進
・住友商事<8053>ボリビア鉱山事業売却、銅・リチウムなど重点
・曙ブレーキ<7238>「CO2半減パッド」をアフター市場に投入
・IHI<7013>福島・相馬市とグリーンメタンバス運行開始、再生エネ地産地消
・OSGコーポ<6757>超硬切削具を増産、工場刷新・グループ分業で供給強化
・千代化建<6366>タイBLCPパワー・三菱商事と脱炭素技術研究で覚書
・日立<6501>日立・UKパワーなど、英で商用EV実証完了
・アステラス薬<4503>遺伝子治療薬「AT845」の臨床試験再開、遅発型ポンペ病対象
・フルヤ金属<7826>悪臭ガス、常温で効率分解、ルテニウム系触媒開発
・三洋化成<4471>アルミ電解コンデンサー用電解液の生産能力増強
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■株式見通し:グロース優位のなか日経平均型優勢の展開が見込まれる
■東京電力HD、23/3業績予想 営業損失 4880億円
■前場の注目材料:TOWA、光学レンズ・メガネ向けセラコーティング技術開発
■グロース優位のなか日経平均型優勢の展開が見込まれる
24日の日本株市場は、米株高の流れを受けて日経平均は節目の27000円回復が見込まれるなか、買戻しの動きが強まりそうだ。23日の米国市場はNYダウが254ドル高だった。米連邦準備理事会(FRB)が近く利上げ停止を検討するとの観測が強まり、ハイテクの買戻しが強まった。SOX指数の上昇率は5%を超えた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円高の27155円。円相場は1ドル130円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップアップから始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時27200円まで買われており、18日の日銀の金融政策決定会合の結果を受けた急伸で付けた26920円を上放れ、75日線水準まで上昇した。これにより昨年12月の日銀会合で急落した部分を埋めてくる展開が意識されてきそうであり、相対的に出遅れているハイテク株などへの買戻しの動きが強まりそうである。
決算発表を控えていることから積極的な上値追いの動きは限られそうだが、昨年12月の下落部分を埋めてくる中、ショートカバーの動きが強まりそうである。また、米国では大型テック株のほか、半導体株の強い値動きが目立っていた。為替市場では円相場が1ドル130円台半ばで推移していることもあり、グロース優位のなか日経平均型優勢の展開が見込まれる。
日経平均の75日線は27170円辺りに位置しているほか、同水準を捉えてくるようだと、昨年12月の急落前の水準である27300円辺りが意識されてこよう。75日線水準での攻防が続く局面では、いったんは達成感が意識される可能性はありそうだが、押し目狙いでのスタンスに向かわせよう。物色としてはハイテク株のほか、日経平均の強い動きのなか、マザーズ銘柄などへの物色にも向かわせやすく、流動性のある銘柄へは個人主体の値幅取り狙いの動きが強まりそうだ。
■東京電力HD、23/3業績予想 営業損失 4880億円
東京電力HD<9501>は未定としていた2023年3月期の業績予想を発表。売上高は49%増の7兆9310億円、営業損益は4880億円の赤字(前期は462億円の黒字)の見込み。燃料価格が高止まりしており、電気調達費用が増加したことが響いた。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26906.04、+352.51)
・NYダウは上昇(33629.56、+254.07)
・ナスダック総合指数は上昇(11364.41、+223.98)
・シカゴ日経先物は上昇(27155、大阪比+275)
・1ドル=130.60-70円
・SOX指数は上昇(2934.83、+140.14)
・VIX指数は低下(19.81、-0.04)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・TOWA<6315>光学レンズ・メガネ向けセラコーティング技術開発
・ホンダ<7267>GSユアサとEV用電池研究で共同出資会社、年内設立へ
・東京電力HD<9501>低圧規制料金29%値上げ申請、6月実施へ
・関西電力<9503>太陽光・蓄電池など分散型エネを市場取引、4月に新会社
・丸紅<8002>サウジで地域冷房参画、中東2社と合弁契約
・三菱商事<8058>次世代エネ部門新設、EX戦略推進
・住友商事<8053>ボリビア鉱山事業売却、銅・リチウムなど重点
・曙ブレーキ<7238>「CO2半減パッド」をアフター市場に投入
・IHI<7013>福島・相馬市とグリーンメタンバス運行開始、再生エネ地産地消
・OSGコーポ<6757>超硬切削具を増産、工場刷新・グループ分業で供給強化
・千代化建<6366>タイBLCPパワー・三菱商事と脱炭素技術研究で覚書
・日立<6501>日立・UKパワーなど、英で商用EV実証完了
・アステラス薬<4503>遺伝子治療薬「AT845」の臨床試験再開、遅発型ポンペ病対象
・フルヤ金属<7826>悪臭ガス、常温で効率分解、ルテニウム系触媒開発
・三洋化成<4471>アルミ電解コンデンサー用電解液の生産能力増強
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
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