東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1900を超え、全体の9割超を占める全面安商状に。セクター別では、海運のみが値上がりした一方で、機械、精密機器、情報通信、ガラス土石、その他金融、電気機器がいずれも3%を超える下落となった。指数インパクトの大きいところでは、味の素<2802>、塩野義<4507>、リコー<7752>、住友重<6302>がしっかりした半面、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>が下落した。
前日の米国市場で米長期金利が再び1.6%台に上昇したことなどが響き、ナスダック総合指数やSOX指数などハイテク関連株が大幅安となった。こうした流れを引き継いで東京市場でも半導体、電子部品関連株などを中心に幅広く売りが優勢となった。また、時間外取引での米株先物が一時1%近く急落していることなどから、今晩のNY市場に対する警戒感も投資マインドを冷やす格好となった。また、レバレッジ型のETFが急落しているだけに、この下落に対するヘッジ売りが225先物に断続的に出たことから、先物安を受けた裁定解消売りにつながり、下げ幅を拡大させる要因になった。
日経平均は5日線や75日線といった下値のめどとみられていた節目を次々と割り込んでしまったことから売りが加速したとみられる。日経平均はボリンジャーバンドの-2σまで下落しており、これまでは同水準で下げ止まっているため、目先は下げ止まりが期待されるとの指摘もある。しかし、先行き警戒感が拭えないなかでは、26週移動平均線水準である28400円近辺を割り込めば、調整局面は長期化しかねないとの見方が多い。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
住友重のニュース一覧- フランスLASSE社の株式取得が完了 2025/01/17
- 位置決め/モーション制御機能搭載ACサーボドライブ「GS-300シリーズ」を新発売 2025/01/17
- 前場に注目すべき3つのポイント~大統領就任式を前にポジション調整の動き~ 2025/01/17
- コーポレート・ガバナンスに関する報告書 2025/01/16 2025/01/16
- 信用残ランキング【買い残増加】 キオクシア、日産自、ホンダ 2025/01/12
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
住友重機械工業の取引履歴を振り返りませんか?
住友重機械工業の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。