東エレク反発、東海東京が3次元NANDの恩恵評価で投資評価と目標株価引き上げ◇
ビッグデータの普及やあらゆるものをオンライン化するIoT時代の到来で、3次元NAND型フラッシュメモリーの需要が急拡大傾向にあり、半導体関連セクターにマーケットの視線が再び向いている。
東海東京調査センターでは5日付で東エレクの投資評価を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に引き上げるとともに、目標株価を1万円から1万3000円に変更しており、これが株価を刺激する格好となっている。同調査センターは半導体メーカーによる3次元NAND投資の積極化により、同社の半導体製造装置の受注高は17年3月期第3四半期、第4四半期ともに好調で過去最高を更新するとみている。
半導体投資は、インテル、サムスン電子、TSMCの3大企業に加えて、中国企業の投資拡大が17年後半以降、同社受注高の追い風になるという。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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