■BTM <5247> 2,210円 (+378円、+20.6%) 一時ストップ高
BTM <5247> [東証G]が急反騰、一時ストップ高となった。同社は27日取引終了後、いよぎんホールディングス <5830> [東証P]傘下の伊予銀行とビジネスマッチング契約を締結したと発表。これが材料視されたようだ。同社と伊予銀は、地方企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)などに向け協業体制を構築することで一致。同社は未開拓のエリアでの案件獲得を目指すとしている。
■麻生フオーム <1730> 661円 (+100円、+17.8%) ストップ高
麻生フオームクリート <1730> [東証S]がストップ高。東京証券取引所が27日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を28日売買分から解除すると発表。取引負担の減少で短期資金の流入が再び活発化するとの思惑から買われたようだ。日本証券金融も28日から貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表している。
■瑞光 <6279> 1,787円 (+266円、+17.5%)
東証プライムの上昇率トップ。瑞光 <6279> [東証P]が5日続急騰。27日の取引終了後、24年2月期第3四半期累計(2月21日-11月20日)の連結決算を発表。売上高は前年同期比7.5%増の169億円、経常利益は同60.8%増の14億6400万円となった。経常利益は通期の計画(14億5000万円)を上回り、これを好感した買いが入ったようだ。第3四半期累計では受注済み案件の履行義務の充足が進み、製品別では引き続き大人用紙おむつ製造機械が好調に推移した。第2四半期以降は原価率も改善した。最終利益は同30.3%減の10億2000万円。前年に投資有価証券売却益の計上や、中国企業との訴訟での和解金受け取りによる特別利益があった反動が出た。
■まぐまぐ <4059> 577円 (+80円、+16.1%) ストップ高
まぐまぐ <4059> [東証S]がストップ高。同社は27日、メルマガ配信プラットフォーム「まぐまぐ!」で米著名投資家ジム・ロジャーズ氏が有料メールマガジンの配信を始めると発表。これを材料視した買いを集めた。配信開始は来年1月7日から。ロジャーズ氏の相場展望や投資戦略などを解説するほか、読者からの質問に答えるQ&Aコーナーを開設するなど、日々の投資判断に役立つ情報を配信するという。
■OTS <4564> 21円 (+2円、+10.5%)
オンコセラピー・サイエンス <4564> [東証G]が急騰。27日の取引終了後、開発中のがん治療用抗体医薬「OTSA101」に関し、国内での滑膜肉腫に対する第1相臨床試験(治験)の患者登録が終了したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。放射性同位元素を結合したOTSA101投与における安全性及び体内薬物動態の確認を主な目的とする試験という。
■インターアク <7725> 1,048円 (+96円、+10.1%)
東証プライムの上昇率3位。インターアクション <7725> [東証P]が3日続急騰。27日の取引終了後、大口受注に関する発表を行い、好感されたようだ。受注した製品はイメージセンサー検査関連製品で、受注額は15億8000万円。売上計上は24年5月期第4四半期(3-5月)から25年5月期第2四半期(9-11月)を予定する。24年5月期第4四半期に計上予定の案件については、通期業績予想に織り込み済みとした。
■ACSL <6232> 915円 (+66円、+7.8%)
ACSL <6232> [東証G]が3日続急伸。27日の取引終了後、台湾企業との間で販売店契約を締結したと発表。現地での拡販による業績面での好影響を期待した買いが入ったようだ。27日付で、台湾のXiangqi Technology(XQTI)と台湾エリアでの販売店契約を締結した。セキュリティー対策として中国製ドローン の政府調達が制限されている台湾において、ACSLは8月にXQTIと戦略的販売代理店パートナーシップに関する覚書(MOU)を締結。現地での展示会出展や、顧客へのデモンストレーションを進めてきた。産業用ドローンがインフラ点検や農作物の生育調査などで業務実装が可能だとの評価を受けたことを受け、幅広い顧客層を持つXQTIとの販売店契約の締結に至った。
■セプテニHD <4293> 515円 (+35円、+7.3%)
セプテーニ・ホールディングス <4293> [東証S]が3日続急伸。香港拠点のオアシス・マネジメントが28日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、セプテニHD株の保有割合が9.90%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入った。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」としている。報告義務発生日は12月21日。
■リッジアイ <5572> 1,574円 (+99円、+6.7%)
Ridge-i <5572> [東証G]が3日続急伸。28日午前10時、衛星画像解析に必要な前処理技術に関する特許を取得したと発表し、手掛かり視されたようだ。特許登録日は10月3日。今回の技術を応用すると、ユーザーが検出したい対象物に基づいて解析に最適な前処理手法を選択することができるという。
■BASE <4477> 243円 (+14円、+6.1%)
BASE <4477> [東証G]が続急伸。27日の取引終了後、購入者向けショッピングサービス「Pay ID」の累計ID登録者が1300万人を突破したと発表した。サービス拡大による業績へのプラス効果を期待した買いが入ったようだ。Pay IDは決済機能とショッピングアプリ機能を持ち、同社のネットショップ作成サービス「BASE」を利用して開設されたショップで商品購入時に利用できるサービス。BASEでのショップ開設数の増加に伴って、ID登録者数も増加しているという。
■DIC <4631> 2,694円 (+138.5円、+5.4%)
DIC <4631> [東証P]が続急伸。香港拠点のオアシス・マネジメントが28日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、DIC株の保有割合が6.90%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入った。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」としている。報告義務発生日は12月21日。
■ヒュウガプラ <7133> 1,889円 (+95円、+5.3%)
HYUGA PRIMARY CARE <7133> [東証G]が3日続急伸。27日の取引終了後、不動産賃貸業を展開するMedicalMind(福岡市東区)の株式を取得し、子会社化すると発表。これを材料視した買いが入った。「プライマリケアホームひゅうが春日ちくし台」と「プライマリケアホームひゅうが博多麦野」を保有するMedicalMindを子会社化することで、施設運営と保有を一体的に行い、効率的な事業運営が可能になると判断した。ヒュウガプラは24年3月期第4四半期(1-3月)において負ののれん発生益を特別利益として計上する見込み。金額は精査中という。
■ユーグレナ <2931> 725円 (+35円、+5.1%)
ユーグレナ <2931> [東証P]が続急伸。27日の取引終了後、次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」の普及に向け、シナネンホールディングス <8132> [東証P]傘下のシナネン、燃料の卸売りや運送を手掛ける平野石油(東京都台東区)と、京浜地域での協業を開始したと発表。これが株価の支援材料となったようだ。ユーグレナが、全国各地で燃料供給施設を運営するシナネンにサステオを供給する。シナネンは販売拠点として、横浜市内にある「シナネンオイルスクエア鶴見」を活用。平野石油は小口で燃料を必要とする建設会社などの顧客に向けたサステオの配送を担う。
■ハローズ <2742> 4,330円 (+185円、+4.5%)
ハローズ <2742> [東証P]が大幅高で5日続伸。27日の取引終了後、24年2月期の期末配当予想について、創立65周年を迎えたことに伴う記念配当2円を新たに加えて、これまでの計画の22円から24円に引き上げると発表した。年間配当予想は記念配当2円を含めて44円(前期は100店舗達成の記念配当2円を含めて42円)となり、評価されたようだ。あわせて24年2月期第3四半期累計(3-11月)の単体決算を発表。営業収益は前年同期比12.6%増の1445億4300万円、経常利益は同17.1%増の77億5700万円だった。
■エアトリ <6191> 1,845円 (+78円、+4.4%)
エアトリ <6191> [東証P]が大幅高。同社は27日取引終了後、トキエア(新潟市東区)と観光需要創出の分野で包括連携協定を締結したと発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。トキエアは、来年1月31日に新潟空港―丘珠空港の就航を予定する地域航空会社。両社は「国内航空券のオンライン販売」「ダイナミックパッケージなどの販売」「共同プロモーションなどの実施」をはじめ、観光需要創出に向けた多様な取り組み及びプロモーションを連携して展開するとしている。
■デジプラ <3691> 537円 (+21円、+4.1%)
デジタルプラス <3691> [東証G]が大幅高で3日続伸。28日正午ごろ、長期株主優待制度を新設すると発表。これが好感された。2022年9月末を起点に200株以上を2年以上保有している株主が対象。保有株数に応じて1000~10万500円分の「デジタルギフト」を贈呈する。従来の株主優待制度も継続する。
■パ・システム <3847> 3,600円 (+140円、+4.1%)
パシフィックシステム <3847> [東証S]が大幅続伸。同社は27日取引終了後、熊谷組 <1861> [東証P]と共同で「クレーンワイヤー全周囲外観検査システム」を開発したと発表しており、これが株価を刺激したようだ。このシステムは、エリアセンサーカメラ4台を使用して4方向からワイヤーロープ巻下げ中に全周にわたり検出。良否判定は教師データを機械学習させ、不良部分を人工知能(AI)で判定するものだという。
■ニーズウェル <3992> 785円 (+28円、+3.7%)
ニーズウェル <3992> [東証P]が大幅高で3日続伸。27日の取引終了後、照明機器などの製造・販売を行う大手電機メーカーから、ニーズウェルのITリエンジニアリングサービス「契約業務」を活用した電子帳簿保存法対応とDX(デジタルトランスフォーメーション)化に関する受注を獲得したと発表し、ポジティブ視されたようだ。「契約業務」とともに電子帳簿保存クラウドサービス「DenHo」を活用した電子帳簿保存法への対応と書類の電子化による業務の効率化、一元管理を同時に実現する提案を行い、受注に至ったという。
■ハイデ日高 <7611> 2,807円 (+79円、+2.9%)
ハイデイ日高 <7611> [東証P]が3日ぶり反発。日本経済新聞電子版が28日、「ハイデイ日高の2023年3-11月期は単独営業利益が前年同期比23倍の35億円前後となったもようだ」と報道。これを手掛かりに買われたようだ。同社の24年2月期通期の売上高は前期比23.1%増の470億円、営業利益は同6.7倍の41億5000万円の見通し。
■マネックスG <8698> 719円 (+19円、+2.7%)
マネックスグループ <8698> [東証P]が3日続伸。前日27日の米ニューヨーク市場ではコインベース・グローバル
※28日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
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