日経平均は大幅高で3日続伸、半導体株がけん引し高値引けに
米国株高や、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比2.21%高と反発基調を強めたことなどが材料視されて、東京市場は買い優勢で取引を開始。決算発表後の米テスラが時間外取引で買われたことから安心感も広がり、半導体株がそろって上昇し日経平均をけん引。日経平均は上げ幅を拡大し38000円台、75日移動平均線水準を回復し高値引けとなった。
大引けの日経平均は前日比907.92円高(+2.42%)の38460.08円となった。東証プライム市場の売買高は17億4055万株、売買代金は4兆5513億円。セクター別では、精密機器、電気機器、輸送用機器、卸売業、機械などが上昇した一方、電気・ガス業、陸運業、パルプ・紙、不動産業の4セクターが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は72%、対して値下がり銘柄は24%となっている。
日経平均採用銘柄では、ニコン<7731>は英投資ファンドが同社株を5.02%取得したと分かったことで急騰。HOYA<7741>は一部証券会社が投資判断「Buy」としたことで買われた。また、ルネサスエレクトロニクス<6723>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>など半導体株も上昇。
後場は前期業績の修正を発表した清水建設<1803>が買われた。日経平均採用以外の銘柄では、野村マイクロ<6254>が好業績と大幅増配予想が材料視されてストップ高となった。
一方、CB発行で1000億円調達と発表したことでレゾナックHD<4004>が急落。ニデック<6594>は決算がややネガティブ視されて売られたほか、IHI<7013>が子会社の船舶エンジンのデータ改ざんが報じられて後場一段安となった。このほか、旭化成<3407>、花王<4452>、アステラス製薬<4503>がさえない。
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