米国株安を受けて、東京市場はやや売り優勢で取引を開始した。日経平均は36065.98円まで下げ幅を広げる場面も見られたが、為替が1ドル148円台半ばで推移していることもあり、先物を中心に大きく売り崩すような動きは手控えられた。また、アジア株市場で香港ハンセン指数が前日比3%高、上海総合指数も前日比2%高と大幅高していることが支援材料に。引き続き決算発表銘柄への物色意欲は強く、トヨタ自<
7203>は決算発表後に切り返し上場来高値を更新。日本企業としては初めて時価総額50兆円台に乗せた。
大引けの日経平均は前日比193.50円安(-0.53%)の36160.66円となった。東証プライム市場の売買高は19億1158万株、売買代金は5兆274億円だった。セクター別では、電気・ガス業、鉱業、銀行業、不動産業、石油・石炭製品などが下落した一方、輸送用機器、水産・農林業、パルプ・紙、証券・商品先物取引業の4セクターのみ上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は23%、対して値下がり銘柄は74%
となっている。
日経平均採用銘柄では、24年3月期業績予想を下方修正したオムロン<6645>がストップ安となったほか、三菱電機<6503>は23年4-12月期の連結決算は増益着地も、材料出尽くしで売り優勢となった。そのほか、大平洋金属<5541>、ヤマトHD<9064>、エーザイ<4523>、アステラス製薬<4503>が売られた。
一方、住友電工<5802>が24年3月連結業績予想の上方修正と期末配当予想の増額を発表したことで上昇したほか、コニカミノルタ<4902>、三越伊勢丹HD<3099>、スクリーンHD<7735>が買われた。また、取引時間中に決算発表した三菱重工<7011>、ニッスイ<1332>も買い優勢となった。日経平均採用以外では、ヤマシンフィルタ<6240>、西松建設<1820>が決算を材料に急騰した。
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