アクアライン、今期最終を一転赤字に下方修正

　アクアライン <6173> [東証Ｍ] が1月14日昼(12:00)に決算を発表。20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結最終損益は7400万円の赤字(前年同期は7000万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1億6600万円の黒字→100万円の赤字(前期は6900万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2億0400万円の黒字→3700万円の黒字(前年同期は2500万円の赤字)に81.9％減額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結最終損益は3600万円の赤字(前年同期は2400万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-2.1％→-4.2％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、水まわり緊急修理サービス事業におきまして、前期からの一部業務提携先からの入電数減少の対策として、主に自社ホームページ広告の強化を行い入電数増加を見込んでおりましたが、入電数が想定より増加せず改善にも時間を要したことから、入電数が当初計画を１割程度下回る見通しとなり、売上高も当初計画を１割程度下回る見通しとなりました。また、ミネラルウォーター事業は概ね当初計画とおり推移いたしましたが、ヘルスケア事業におきましては、新店舗の会員数が伸び悩みました。　営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、水まわり緊急修理サービス事業におきまして、入電数が想定より増加せず売上高に対する集客コスト（広告宣伝費及び販売手数料）の比率が想定よりも２％程度高くなったことから、当初計画から下回る見通しとなりました。（注）上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。