予想株価
---円
登録時株価
751.0円
獲得ポイント
+158.27pt.
収益率
+55.79%
期間
長期投資 (数ヶ月~数年単位で売り買い)
理由
オークマが年初来高値更新、3月の受注伸長率高水準の伸び継続を材料視、取組妙味も
オークマが出来高を伴い続伸。一時28円高の755円まで買われ、7日に付けた年初来高値750円を更新。工作機械の大手で、公表された3月の月次受注額伸長率(前年同月比)が、2月の約2倍に続いて、2.1倍の60億6400万円と高水準の伸びを継続したことが材料視されている。
集計中の10年3月期の営業損益は、期前半の不振が響き、120億円の赤字(前期は120億1100万円の黒字)となったもようだが、11年3月期は現状の受注ペースで推移すれば、黒字に転じる可能性が高い。
年初来高値更新で注目されるのが同社の信用取組で、4月2日時点の東証信用倍率は0.28倍、4月9日の日証金の速報で、貸借倍率0.16倍と、ともに大幅な売り長の状況にあり、高値更新で売り方は一段と厳しさを増している。さらなる上値を試す展開となれば、踏み上げの動きを含めて、上げ足に一段と弾みが付いてきそうだ。(高野龍一)
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社
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3月工作機械受注、アジア向けが過去最高に―北米も16カ月ぶり100億円超
日本工作機械工業会(中村健一会長)は20日に10年3月の工作機械受注(確報値)を発表した。受注総額は前年同月比約3.6倍の758億4100万円と4カ月連続で前年実績を上回った。内訳は内需が同2.5倍の192億8500万円、外需が同4.3倍の565億5600万円で、それぞれ5カ月連続、4カ月連続のプラス成長となった。
アジア市場を中心とする外需主導の回復傾向が09年下旬から続いており、3月のアジア向け受注高は371億円(同11倍)とこれまで最高だった08年7月の305億円を大きく更新した。国別では中国の220億円(同8.7倍)を筆頭に韓国やタイ、インドなど軒並み高い伸びとなった。HDD(ハードディスク駆動装置)や携帯電話関連といったエレクトロニクス産業のほか、現地の自動車メーカーの設備投資が活況となっている。
すでに受注がリーマン・ショック前の水準を上回るアジアに比べて持ち直しのペースがゆるやかな先進諸国だが、3月は北米向けの受注高が102億円と16カ月ぶりに100億円台に乗せた。新興国向けの小型機が先行して回復していた工作機械受注だが、本来のボリュームゾーンである中型・大型機の主戦場である米国などでの需要底打ちの兆しは業界にとって好材料と言える。一方、内需はボトム圏にあった前年との比較で大幅な伸びを示したものの、前月比は1.2%減と足踏み状態。
10年1-3月の受注総額の累計は1957億円(前年同期比3.2倍)で、アジア向け比率が約66%を占めた。同日記者会見した中村会長は、6500億円(前年比57.8%増)とする10年累計の受注高見通しについて「4-6月の動向を注視する必要があるが、上方修正する可能性は現時点で極めて高い」とした。なお、10年3月期(09年4月-10年3月)の受注総額は5471億円(前期比43.5%減)と2期連続の減少となった。(鈴木草太)
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
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