最終年度である2027年3月期は売上高・営業利益をともに上方修正。2年目である今期(2026年3月期)の営業利益を計画から下方修正しているものの(前期比では微増)、今期は積極的な先行投資により、最終年度の目標達成確度を高める戦略と説明している。
同社は現在、需要が供給能力を恒常的に上回る状況にあり、診療受け入れ能力の向上が喫緊の課題だが、人的資本やデジタル化による供給能力の引き上げ余地は極めて大きい。修正された成長戦略では、診療受け入れ能力の拡大とともに、地理的空白地域への進出、人的資本への投資強化、DX・データ活用、が柱となる。名古屋病院の拡張リニューアル(診療能力を2.5倍に拡大、放射線治療施設も導入予定)や、福岡新拠点展開、最新医療機器導入、人事制度の抜本改正といった具体的な施策も示されており、今後の診療体制の強化が期待される。
さらに、AI実装の次世代型電子カルテ導入や動物医療インテリジェンスプラットフォーム構築を通じて、診療効率とサービス品質を両立させる計画だ。これにより一次診療施設との連携強化や新サービス創出を目指し、持続的な成長を実現する構え。需給ギャップを背景とした成長余地と、それを着実に実行する具体的な戦略が示されており、これらの施策で、同社は短期的にも中長期的にも持続的成長の実現を狙っている。
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