1. 会社概要
日本動物高度医療センター<6039>は、ペット(犬・猫)向け高度医療を専門に行う総合動物病院(二次診療施設)を展開している。ペットの飼い主にとっての「かかりつけの動物病院」となる地域の動物病院(一次診療施設)からの紹介により、一次診療施設では対処が困難な重度の患者動物に対して高度な専門医療(二次診療)を行う。連結子会社の(株)キャミックは、高度医療機器を用いた動物の画像診断サービスを展開している。
2021年3月期末の資産合計は5,844百万円、純資産は2,336百万円、資本金は385百万円、自己資本比率は40.0%、1株当たり純資産は981円33銭、発行済株式総数(自己株式55,577株含む)は2,436,200株である。
2. 沿革
2005年9月に株式会社日本動物高度医療センターを神奈川県川崎市高津区に設立し、2007年6月に川崎本院を開業した。2009年3月には民間で初めて農林水産大臣から「小動物臨床研修医診療施設」の指定を受けた。2015年3月に東証マザーズに新規上場した。
3. 事業拠点
事業拠点としては、同社が高度医療専門の総合病院である川崎本院(2007年6月開業、神奈川県川崎市高津区)、名古屋病院(2011年12月開業、愛知県名古屋市天白区)、東京病院(2018年1月開業、東京都足立区)を展開している。なお大阪病院(大阪府箕面市)については建設計画見直し等で開院時期を変更し、2022年11月開院予定としている。
連結子会社のキャミックは高度医療機器を用いた動物の画像診断サービスを、首都圏4拠点(東京都江戸川区、東京都練馬区、東京都世田谷区、埼玉県川口市)で展開している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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