<動意株・26日>(大引け)=ライドオンE、MRT、ガーラなど
MRT<6034.T>=急騰。25日付の日本経済新聞は「情報通信技術を使って医師が離れた場所の患者を診る『オンライン診療』が本格的に動き出す」とし、福岡市の診療所が来月にも試行すると伝えた。これを受け、医療情報のプラットフォームを提供し、スマートフォンでできる遠隔診療・健康相談アプリ「遠隔診療ポケットドクター」を手掛けている同社に買いが集まった。同アプリをMRTとともに開発したオプティム<3694.T>も急伸している。
ガーラ<4777.T>=後場一段高。東京証券取引所がこの日、上場廃止にかかる猶予期間から解除すると発表したことが好材料視されているようだ。同社では、16年3月期を含めて営業利益および営業キャッシュ・フローの額が4期連続でマイナスとなったことから、上場廃止基準にかかる猶予期間に入っていたが、この日に提出した有価証券報告書で、17年3月期における営業キャッシュ・フローがプラスを計上したことから、猶予期間から解除されることになった。
芦森工業<3526.T>=急反騰。タカタ<7312.T>がこの日午前中、民事再生法の適用を申請したと発表したことを受けて、エアバッグの代替需要が本格的に増加するとの思惑から買いが入っているようだ。なお、タカタの事業は再生会社に継承される予定。
enish<3667.T>=ストップ高し、年初来高値更新。この日の寄り前に、アイドルグループ「欅坂46」初となる公式ゲームアプリ「欅のキセキ」の制作を決定し、17年内に配信を開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。「欅坂46」は、秋元康氏が総合プロデュースし、「乃木坂46」に続く「坂道シリーズ」第2弾として、15年8月21日に結成されたアイドルグループ。なお、同ゲームアプリの詳細については、後日発表するとしている。
FRONTEO<2158.T>=大幅反発。25日にNHKテレビで放送されたドキュメンタリー番組「NHKスペシャル」で人工知能(AI)が特集され、なかで同社独自の人工知能「KIBIT」を用いた「社員離職防止システム」が取り上げられたことが好材料視されているようだ。同システムでは、膨大な面談記録のテキストデータを人工知能KIBITで分析。不安や不満を抱えている人を早期に発見して重点的にサポートする仕組みをつくるという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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