アトラＧ、上期経常を赤字縮小に上方修正、通期も増額

　アトラグループ <6029> [東証Ｓ] が8月9日大引け後(16:00)に業績修正を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益を従来予想の1億5600万円の赤字→2100万円の赤字(前年同期は3400万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。
　上期赤字縮小に伴い、通期の連結経常損益も従来予想の7800万円の黒字→9700万円の黒字(前期は2億2400万円の赤字)に24.4％上方修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社グループは、「世界中の人を健康にしたい。」という企業理念を掲げ、鍼灸接骨院支援事業及び玩具販売事業を展開しております。　　鍼灸接骨院支援事業においては、自費施術に使用する機材の一部が昨今の各種部品の供給問題の影響を受け、商品の仕入が滞っております。鍼灸接骨院で使用する一部の消耗品についても同様の問題（部品の入手が困難）が発生しました。このため、売上高が計画を下回る見とおしとなりました。　　玩具販売事業においては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、まん延防止等重点措置が出された影響で、売上高が計画を下回りました。　　また、2022年４月に、保有する株式会社One Third Residenceの株式を譲渡したため、株式会社One Third Residenceが当社の連結子会社ではなくなりました。　　これらの要因により、当第２四半期（累計）及び通期の連結売上高は計画を下回る見とおしとなりました。　　利益面につきましては、生産性の向上、経費削減を進めたこと、及び、利益率の高い商品の販売に注力したこと等から、当第２四半期（累計）及び通期の営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期（当期）純利益は計画を上回る見とおしとなりました。　　　※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。