タクマグループは第14次中期経営計画(2024-2026年度)において、事業戦略に合致したM&A・アライアンスを積極的に推進することとしている。
今回の株式取得は、同社グループの事業セグメントのうち、民生熱エネルギー事業の戦略に資するとしている。
民生熱エネルギー事業を担う同社子会社の日本サーモエナー(以下、NTEC)は、商業施設や工場などの熱源装置として利用される小型貫流ボイラや真空式温水発生機などの製造、販売、メンテナンスを主な事業としている。
一方、IBKはIHIグループの一員として、130年以上に亘り培ってきたボイラの技術により、貫流ボイラをはじめとした各種ボイラを数多くの顧客に提供してきた。ボイラの単なるベンダーにとどまらず、全国に広がるメンテナンス網やデータを活用したサービスにより、顧客の脱炭素や省エネ・省人化のニーズに応えていくことを目指しており、その方向性はNTECの事業戦略に合致する。
同社グループは、今回の株式取得により、貫流ボイラの国内シェア向上によるスケールメリットの獲得にとどまらず、顧客に対してより付加価値の高い製品・サービスの創出ができる体制が整うと考えている。
なお、相乗効果の最大化のため、今回の株式取得の1年後にNTECとIBKは合併する予定である。
<AK>
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