エイチワン、今期最終を一転赤字に下方修正、配当も4円減額

　エイチワン <5989> [東証Ｐ] が2月14日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は170億円の赤字(前年同期は10億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の19億円の黒字→171億円の赤字(前期は69.9億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の11.9億円の黒字→173億円の赤字(前年同期は70.5億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の24円→20円(前期は20円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は172億円の赤字(前年同期は10.6億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-3.6％→-23.6％に急悪化した。

株探ニュース