<動意株・27日>(大引け)=NTTDIM、日華化学、岡部など
日華化学<4463.T>が後場急伸。前引け後に、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、売上高が235億円から247億5000万円(前年同期比5.7%増)へ、営業利益が8億円から12億1000万円(同12.5%増)へ、純利益が15億円から18億2000万円(同3.2倍)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。化学品事業でアジアを中心とした海外子会社が好調に推移したことに加えて、化粧品事業で国内販売が好調に推移したこと寄与した。また、為替レートが想定よりも円安で推移したこともプラスに働いた。
岡部<5959.T>=マドを開けて急騰。一気に4ケタ大台を回復し、3カ月ぶりの高値圏に浮上した。同社は建材を主力に金属材を手掛けており、都市再開発需要を背景に業績は好調に推移している。26日取引終了後に発表した18年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算は、売上高が308億300万円(前年同期比6.7%増)、営業利益は23億9000万円(同14.0%増)、最終利益は19億9800万円(同56.3%増)と高水準の伸びを示した。これを好感する形で買いを集め、前引け時点で東証1部値上がり率第2位にランクインしている。
メディアフラッグ<6067.T>=急伸し一時、ストップ高。同社は26日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、売上高が25億円から29億1000万円(前年同期比7.7%減)へ、営業利益が1億1000万円から1億7000万円(同2.7倍)へ、純利益が3500万円から1億円(同38.7%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。主力事業であるHRソリューション事業のラウンダー事業・推奨販売事業およびIoTソリューション事業のデジタルサイネージ事業で、高付加価値案件の獲得に注力したことが奏功した。
システナ<2317.T>=大幅続伸。同社はソフトウエア開発支援やソリューション事業を手掛け、人手不足を背景とした企業のシステム投資需要を取り込むことに成功している。26日取引終了後に発表した19年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算は売上高が134億7600万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は14億6800万円(同63.9%増)、最終利益は9億4300万円(同52.3%増)と絶好調で、これを材料視する買いを呼び込んでいる。
ローランド ディー.ジー.<6789.T>=大幅高で続伸。同社は26日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、営業利益が13億円から17億8000万円(前年同期比30.0%増)へ、純利益が9億円から10億4000万円(前年同期3200万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。プリンターの主要市場の一つであるサイン市場向けプリンターの販売が低調に推移したことで、売上高は215億円から209億7000万円(同2.1%減)へ下振れたものの、人件費や広告販促費を中心に販管費が計画を下回ったことが寄与した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
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