<話題の焦点>=年末に寒波襲来、厳冬関連にようやく出番
なお、期間のはじめは北日本を中心に冬型の気圧配置が強く、北日本では大荒れや荒れた天気となる所があり、大雪のおそれもある。最高気温・最低気温とも、北日本から西日本にかけては平年並か平年より高い見込みですが、期間の前半は平年より低い日があるとしている。この冬はこれまで全国的に、暖冬傾向が強かっただけに、本格的な冬の訪れで厳冬・豪雪関連の銘柄が注目を集めそうだ。
暖房関連でコロナ、ダイニチ工、山善
まず、石油暖房機を手掛けるコロナ<5909.T>は、大手住宅メーカーとリフォーム市場を積極開拓しており、16年3月期の連結営業利益は15億円(前期比35.6%増)と見込む。ダイニチ工業<5951.T>は、主力の石油暖房機器が灯油価格低下を追い風に販売数量が堅調に推移。電気こたつ、ホットカーペットの山善<8051.T>は、不採算品撤退で採算改善が期待できるうえに、工作機械や工具も好調で16年3月期の営業利益は133億円(前期比1.3%増)と過去最高益を更新する見通し。さらに、冬の鍋物料理には欠かせないカセットコンロやガスボンベ、カセットガスストーブの岩谷産業<8088.T>にも注目が集まる。
豪雪対策関連で住友ゴム、イエローハット、浅香工
豪雪対策で注目されるのがスタッドレスタイヤ、スノータイヤの冬用タイヤの需要拡大。住友ゴム工業<5110.T>、横浜ゴム<5101.T>など大手タイヤメーカーをはじめ、それを販売するカー用品専門店チェーンで、イエローハット<9882.T>、オートバックスセブン<9832.T>、カーメイト<7297.T>などがある。さらに、防寒衣料で見逃せないのが、作業服販売国内最大手のワークマン<7564.T>。気温の低下とともに防寒用作業着、作業着に適した下着類のほか、引き続き作業用靴や作業用品などの需要が見込める。また、ショベル・スコップ大手の浅香工業<5962.T>も見逃せない。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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