三協立山が後場下げ幅を拡大、１５年５月期業績予想の下方修正を嫌気

　三協立山<5932.T>が後場に入り下げ幅を拡大。午後１時ごろに、１５年５月期の連結業績見通しについて、売上高は従来予想の３０００億円（前期比１．６％増）を据え置きつつ、営業利益を１５０億円から１０５億円（同３６．８％減）へ、純利益を同９０億円から７０億円（同４４．９％減）へ下方修正したことが嫌気されている。消費増税に伴う駆け込み需要の反動減で建材市場の落ち込みが想定よりも悪化していることや、円安や市況の変動などにより輸入原材料の価格が急速に上昇していることなどが要因としている。
　なお、同時に発表した第２四半期累計（６～１１月）決算は、売上高１４２８億３９００万円（前年同期比１．１％増）、営業利益６６億７０００万円（同１２．０％減）、純利益４８億４１００万円（同２２．７％減）となった。

三協立山の株価は１３時２６分現在２０９１円（▼１０５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）